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山根博士の海外モバイル通信 第420回

ケータイ復活!? グーグルが出資のKaiOS搭載機が世界で増加

2018年11月16日 10時00分更新

文● 山根康宏 編集●ASCII編集部

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昔ながらのフィーチャーフォンは
KaiOSでまだまだ進化する

 高性能化するスマートフォンよりも、手軽に扱えるフィーチャーフォンを使いたいと思うこともたまにあるでしょう。いわゆるガラホと呼ばれる見た目は携帯電話、中身はスマートフォンなんて端末も増えています。一方で昔ながらのフィーチャーフォンなら電源ONですぐに使える上に電池も長持ちします。しかし各SNSが利用できないなど、今の時代に常用するにはやや難しいところです。

KaiOS搭載のNokia 8110 4G

スーパーフィーチャーフォン、ことKaiOS搭載端末

 ガラホは見た目は携帯電話、中身はAndroidのスマートフォンですが、携帯電話をスマートフォンのように使えるようにした、フィーチャーフォンの進化型端末も最近は増えています。フィーチャーフォンとスマートフォンの中間ともいえることから「スーパーフィーチャーフォン」と呼ばれることも。そのスーパーフィーチャーフォンを実現する要素のひとつがKaiOSです。

インドで発売された格安フィーチャーフォンのJioPhone

 KaiOSは低スペックなフィーチャーフォン上で動くOSで、256MBのメモリーでも動作します。アプリストアを用意し、HTML5ベースのアプリの追加が可能、Facebook、Twitter、YouTubeなどのアプリが提供されています。巷の低価格フィーチャーフォンとは異なりLTEやWi-Fiもサポートするため、簡易的なスマートフォンとして使うこともできるのです。

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