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医療福祉機器・設備に関する商談専門展示会「HOSPEX Japan 2018」

医療・介護・福祉の先端テックを網羅したビジネスイベント開催

2018年11月16日 07時00分更新

文● 山口/ASCII

提供: 日本能率協会

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 超高齢社会を迎えた日本において、「元気に日常生活を送ることができる=健康寿命」と平均寿命の差は平均で約10年。その10年を快適に過ごすために、医療・介護・福祉分野のテクノロジーの発展は欠かせないものとなっている。

 誰もがいつか必ずその恩恵にあずかる医療・介護・福祉分野の最先端テクノロジーが、「HOSPEX Japan 2018」にて一堂に集結する。

 一般社団法人日本能率協会(JMA)は、2018年11月20日から22日まで東京ビックサイト東1~3ホールにて、医療福祉機器・設備に関する商談専門展示会「HOSPEX Japan 2018」を開催する。

 今年で47回目を迎える「日本医療福祉設備学会」の併設展示会であり、学術振興を目的とした “将来を見据えた新しい技術” も多数展示。今回は、HOSPEX Japanの総称のもと、「病院設備機器展」「病院・福祉給食展」「医療・福祉機器開発テクノロジー展」「介護・福祉設備機器展」に加え、健康寿命に大きく関わる睡眠・スポーツ・健康診断に関する展示の「未病改善プロジェクト」も併設する。

医療だけにとどまらない
ディープラーニングやセンシング活用の先端技術に注目

 医療のみならず、ホットなトピックであるAI(ディープラーニング)やIoT、計測(センシング)といった最先端技術を活用した製品・事例を多数紹介。

 AI活用では、4年以内に発症する可能性がある各種の生活習慣病のリスクを診断するシステムなどを出展。IoT活用では、マイクロ波を利用したプライベートと監視を両立できる見守りシステムなど、これまでにない機器を披露する。また、ウェアラブル機器を用いた24時間計測システムなど医療現場で使われている機器も出展するので見逃せない。

作業軽減を図るアシストスーツなど
期待高まる介護現場でのロボット活用

 介護をする側の作業軽減を図るアシストスーツなど、介護・福祉の現場ではロボットの活用が期待されている。会場では、高専の学生と介護施設の共同開発による、人間と親和性の高い介護ロボットも出展。カメラ映像による高齢者の転倒を検知するシステムや高齢者と会話をしながら見守りをするロボットなど、介護現場での新たなロボット活用に触れることができる。

未病改善プロジェクトで
最新の「健康診断」「スポーツ医療」「睡眠促進」を知る

 未病改善プロジェクトは、国民の健康寿命の延長や健康リテラシーの向上を目的に、「第1回メディスポ」「第1回健康診断・健康管理EXPO」「第1回ぐっすりEXPO」の3展示会で構成される。

 メディスポでは、ウェアラブル機器を使った集中力向上や筋量測定など最新のIoT活用を展示。健康診断・健康管理EXPOでは、最新の遺伝子分析やAIによる発病リスク予測サービスを紹介する。ぐっすりEXPOでは、JAXAも利用する脳波計活用の睡眠評価サービスや不眠症を治す医療用のイスなどを披露する。

現役医師や医療機関の経営者が多数登壇
課題を解決するセミナーが100セッション以上開催!

 さらに、業界のさまざまな課題を解決するセミナーを100セッション以上開催。これからのヘルスケア産業や、長寿社会の課題と可能性、メディカルフィットネスによる自治体との連携を含めた地域健康課題への取り組みなど、現役医師や医療機関の経営者たちによる知見にぜひ耳を傾けてほしい。

HOSPEX Japan 2018

会期:2018年11月20日~22日 10時~17時(最終日は16時30分まで)
会場:東京ビッグサイト 東ホール
入場料:3000円(「招待券」をお持ちの方は無料。ただし一般の方、16歳未満の方は入場不可)
公式サイト:https://www.jma.or.jp/hospex/

(提供:日本能率協会)

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