「せんせー! コーヒーメーカーは防災用品に入りますか?」
「馬鹿者! 被災して呑気にコーヒーなんぞ飲むやつがおるか!」
ということになりがちな我が国である。だが先の北海道胆振東部地震の停電で困ったのは、お風呂の次にコーヒーだった。電気が来ないとオール電化住宅ではコーヒーも飲めないのだ。
そして後悔したのである。ああ、こんなことになるのなら、躊躇せずアレを買っておくべきだったと。カセットガスの備蓄は忘れても、アレのバッテリーはいつもフルチャージなのだから。
これが、そのアレ。災害時のシーンにも役に立つのがマキタである。ほかの電動工具メーカーと違って、マキタはなぜかコーヒーメーカーまで用意しているのだ。もうすでに2機種も。
2015年に発売された「CM500DZ」は、18VのバッテリーとAC100Vに対応するレギュラーコーヒー専用マシン。今年発売された「CM501DZ」は、AC100Vには対応しないが、18Vと14.4V、そして専用マウントを設けて10.8Vのスライドバッテリーにも対応する。
なによりレギュラーだけでなくカフェポッドも使えて、マキタロゴ入りの中空マグカップまで付いてくる。もはや買うしかない。ただちにCM501DZをヤフーショッピングの石田金物で購入。税込み8225円だった。