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アスキー・ジャンク部リターンズ 第245回

スパイシーな味わい、ただ、コクが不足:

「カップヌードル キーマカレー」が惜しくて困る

2018年10月10日 17時00分更新

文● モーダル小嶋/ASCII

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「カップヌードル nano謎肉キーマカレー」
日清食品
10月8日発売
購入価格190円
https://www.nissin.com/jp/news/7360

「カップヌードル カレー」45周年記念
“nano謎肉”でキーマカレーを再現

 タイトルでもう言い尽くしてしまった気がするけれど、「カップヌードル nano謎肉キーマカレー」が惜しかった。という話。

カップヌードル nano謎肉キーマカレー

パッケージのデザインはインドっぽい

 まずは商品の概要から。1973年に発売された「カップヌードル カレー」が45周年を迎えたことを記念した商品。具材として、味付け豚ミンチ、通称「謎肉」(ダイスミンチ。豚肉のミンチと大豆、野菜などを混合したあとに、フリーズドライ加工したもの))の体積をおよそ8分の1のサイズにしたという「nano謎肉」、赤ピーマン、ネギを使用。肉と野菜のうまみが溶け込んだとうたうカレースープも特徴。

 それにしても、ここ最近の日清食品は、カップヌードル「珍種謎肉」シリーズや、「カップヌードル 三代目謎肉祭」など、カップヌードルおなじみの具材である謎肉をやたら売り出すようになった。

「nano謎肉入り」と記載

わざわざnano謎肉についての解説も入れるほどだ

 たしかに謎肉はカップヌードルの大きなアイデンティティーになっているので、これをウリにした商品を展開するのはわかる。しかしながら、「珍種謎肉」シリーズにしても、「三代目謎肉祭」にしても、既存のカップヌードルの味から大きく変えずに謎肉の変化を売り出した結果、いまいち全体の味のまとまりに欠ける商品が多かったのは残念なところ。

確かに謎肉が小さい

 このnano謎肉キーマカレーに関しては、キーマカレーらしい味になっているか、カップ麺としての完成度が高いか、というところが評価軸になるだろう。

カレーとしては悪くはないけれど
とにかくスープにコクがほしい

お湯を入れると確かにキーマカレーっぽい

 食べてみる。まず、よいところから。カレーヌードルの味わいを残しつつ、スパイシーなキーマカレー感があること。日清は“スパイシー”なテイストを表現するのがうまく(ジャンルがちょっと違うけれど、たとえば担々麺はだいたいよくできている)、ここは合格点。nano謎肉のつぶつぶ感も、キーマカレーっぽいニュアンスが出ている。

nano謎肉

 では、悪いところは? 一にも二にもコクがないことだと思う。あっさりしすぎというか、ちょっと水っぽく、旨味がない感じがする。白米やナンならいざ知らず、油揚げめんを入れるスープとしては、コクがないと、いまいち満足感が出てこない。

 こうなるとnano謎肉の効果も薄くなってしまう。スープにコクがないため、もうちょっと具にインパクトがあれば、と思ってしまうのだ。カレースープの完成度が高ければメリットになっていただろうポイントだけに、なんだか悪循環という感じもする。もっとも、これはぜいたくを言えば……というところであり、カレー味のカップ麺としては及第点以上のまとまりにはなっているとはいえるだろう。

 キーマカレーのスパイシーさが実現できただけに、もう一味、何かがあれば……と、どうしても「惜しい」感想になってしまう。悪くはないんだよなあ。困っちゃう。カップ麺としては(カレー部分が)いい線をいっているだけに、次を期待したい。




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