プリンストンのデジギア道 第76回
「S880DB」は192kHz/24bit対応のパワードスピーカー
iPhone XSとBT接続も! DAC要らずのハイレゾ対応スピーカーがすごい
2018年09月28日 11時00分更新
Edifierからチタン製ツイーター搭載ハイレゾスピーカー
本連載で何度か紹介しているハイレゾ関連アイテム。
今回は、コストパフォーマンスに優れた、リーズナブルでも品質の高いハイレゾ対応アイテムを複数リリースしている「Edifier」ブランドの新製品を紹介する。
安価なハイレゾ対応スピーカーも増えてきてはいるが、まだまだ、「オーディオはお金のかかる趣味」というイメージを抱いている人も多いのではないだろうか。
「S880DB」は192kHz/24bitまでの再生に対応したDACチップを搭載する、パワードスピーカーだ。アンプが必要ないため、単体でパソコンやプレーヤーに接続して利用でき、さらにBluetooth入力にも対応する。
55Hz〜40000Hzと再生可能周波数帯域も広く、チタン製のツイーターユニットを搭載するなど、数値以外にも、注目すべきスペックを備えている。
パソコンと組み合わせると快適!
RCAに加えて、光デジタル入力、同軸デジタル入力、USB入力、Bluetoothに対応する本機は、家のオーディオステーションとして使えるポテンシャルを備えているが、やはり王道はパソコンとの組み合わせだろう。
USB接続した場合、ソフトウェア内でハイレゾが再生できさえすれば、ハイレゾ品質での出力が可能。DACチップを搭載するメリットがすぐに感じられるはずだ。
DACやDAC内蔵アンプ、スピーカーなどの組み合わせでパソコンと組み合わせたハイレゾ環境を実現しようと思うと、それなりの予算と製品選びの手間が必要になってしまうが、本機なら1台で気軽に実現するため、予算や手間をかけたくないが、音質の良さは実現したいという人にはぴったりだろう。
MacBook Proと組み合わせた様子が以下だ。
側面が木目調、全面がホワイトのパネルを採用する本機は、オーディオ機器的な物々しさがなく、様々な空間にマッチするだろう。
接続はかんたんで、基本的にはUSB端子に付属のケーブルでつなぐだけで出力できる。もし、接続しただけでうまく動かなければ、パソコン側の設定から出力環境を見直してみよう。もしパソコン内蔵スピーカーが選択されている場合は、本機を選択しなおせばいい。
これでいつでも、パソコンでハイレゾ音源を楽しむことができる。別途、「foobar2000」などのハイレゾ音源の再生に対応したプレーヤーと組み合わせて楽しもう。
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