2017年に端末のラインアップを一新したシャープ。そのラインアップのなかでハイエンドモデルに位置するのが「AQUOS R」シリーズ。今回はその最新モデル「AQUOS R2」をレビューする。ちなみにシャープはハイエンドデルに関しては、どのキャリアも同じモデルを投入。今回紹介するのはau版だが、ドコモ、ソフトバンク版も基本的には同じだ。
ディスプレーサイズは6型で、解像度は1440×3040ドット。最近のトレンドでもある長辺の長い19:9のアスペクト比はとなってる。ただしディスプレーの4角は丸みがあり、さらにディスプレー上部にはノッチがあるので、キッチリとした長方形ではない。
ノッチ部分は、カメラ回りのみに限られたいわゆるティアドロップ型。ディスプレーへの侵食部分は小さくなっているので、慣れてくればあまり気にならない。
ディスプレーのパネルはシャープのスマートフォンでは定番のIGZO液晶。リフレッシュレートこそ100fpsと前モデルの120fpsより劣るが、タッチの応答速度などは改善されている。そのため実際に操作してディスプレーを見た印象としては、前モデルとほとんど変わらない滑らかな画面スクロールを実現している。
本体サイズは約74×156×9mmで、重さは約181g。ディスプレー下部に指紋認証センサーを搭載しているため、下部のみベゼル幅があるが、そのほか3辺は狭額縁化が計られており、6型とはいえ幅は74mmなので、しっかりとグリップできるサイズだ。
指紋認証センサーは設定変更でホームボタンとしても利用可能。さらにジェスチャー機能で、戻るなどナビゲーションキーの機能をすべて割り当てられる。その際にはディスプレー上のナビゲーションキーは非表示になるので、画面を広く使えて便利だ。
この連載の記事
-
第478回
スマホ
「Zenfone 11 Ultra」は大型化路線! それは多くのニーズを満たすスマホへの進化 -
第477回
スマホ
ゲーミングスマホの領域を超えた! カメラ性能も大幅強化のASUS「ROG Phone 8」 海外版を一足先にチェック! -
第476回
スマホ
ライカカメラらしい撮影がさらに磨かれた! 「LEITZ PHONE」が3になって再び登場 -
第475回
スマホ
ハッセルブラッドカメラを強化、フラグシップにふさわしい性能のカメラフォン「OnePlus 12」 -
第474回
スマホ
ロレックス風カメラデザインを取り入れたスマホ「realme 12 Pro+ 5G」は高級感あふれる仕上がり -
第473回
スマホ
スリムになったOPPOの主力スマホ「Reno11 Pro 5G」海外版を前モデルと比較レビュー -
第472回
スマホ
OPPOの最新フラグシップ「Find X7 Ultra」はデュアルペリスコの最強カメラスマホ -
第471回
スマホ
4万円以下折りたたみスマホ「Libero Flip」は折りたたみ入門機に最適だが対応バンドの問題も -
第470回
スマホ
背面ライトは健在! 手軽価格の「Nothing Phone (2a)」クイックレビュー -
第469回
スマホ
日本初上陸のnubiaの縦折りスマホ「nubia Flip 5G」レビュー! 安くて手軽に使える折りたたみ -
第468回
スマホ
ハイエンドAndroidタブ「OPPO Pad 2」はフル装備で使うと利便性が格段に向上する - この連載の一覧へ