「A列車」史上最大、鉄道車両280種類以上を収録
40以上の鉄道会社が協力! 「A列車で行こう9 Version5.0 ファイナルエディション」は超オススメ!!
2018年09月05日 11時00分更新
リアル地域マップ投入でお楽しみはこれからだっ!!
「えっえっえっえっえの~~~でん~~」というわけで、鉄道ファンならびに鉄道模型ファンそして、シミュレーションゲームに箱庭ゲームファンの諸君、ついに「A列車で行こう9」が「ファイナルエディション」となりました~~。2010年の発売以来、新機能を投入しまくってきたファイナルです。車両や建物の新データはもちろん、「機回し」や「転車台」、「連結・解除」といった列車の動作も増えてしまっています~~。
A列車のキホンはもちろん変わらず、線路を引いて駅を作り、列車を運行することで街を発展させるシミュレーションゲームだ。そして、コンストラクション機能で、自分の好きな街をPC上に構築して列車を走らせることができる。鉄道模型のジオラマ作りと同じ楽しみが味わえるのだが、今回は「ジオラマモード」という泣ける機能も付いているのだ。
江ノ電オタはもちろん、湘南・鎌倉に模型オタも集合っ!!
さて、そんなこんなで今回の最大のお楽しみは、リアルな地域マップが入っていること。鉄道オタクライターの杉山淳一さんが精根込めて作成した地図がとにかくスゴいんです。鎌倉、熊本、出雲、梅田、函館、金沢といえば、「あっ、あの鉄道が主役ね」と納得できるあなたはオタである。
高校時代から40年間、江ノ電で通学・通勤してきたオレは、もちろん江ノ電オタなので新マップで遊んでみた。
もちろん実名で江ノ電の全駅が設置されていて、鵠沼や稲村ヶ崎、長谷はすれ違い駅になっているし、江ノ島には引込線もある。藤沢はビルの2階にあり、鎌倉はJRと合体している。江ノ島もなかなかリアルで、さすが杉山プロの仕事、泣ける。
江ノ電が新規車両で投入されたのはこの地図のためで、「神社(石段)」も鶴岡八幡宮のための追加と推測される。とはいえ、最初は建物も少ないし、あるべきお寺もない。地元民としては「いやいやここはこうではなくてですね」と言いたいところがあるのは、おそらくプレーヤーが経営する鉄道会社がいきなり破産することを防ぐ目的でシンプル化してあるためだ。
ユーザーの腕の見せどころ! コツコツいじる余地が満載なのだ
つまり、この地図は自分でコツコツいじる余地が満載で、ワクワクしてくる。江ノ電の車両はなつかしの300系で、すれちがいを使ってうまく単線に複数車両を運行させる楽しみもある。
もちろん欠かせない小田急江ノ島線に湘南モノレール(高架鉄道ではあるが)、JRは東海道線の藤沢と大船、横須賀線もきちんと設置されていて、逗子と新逗子、神武寺と京急の駅まであるからイジリ甲斐がある。
地元オタとしては大仏と江ノ島の灯台を要求したいし、10・20形と100形も欲しいのだ。
とにかく、きちんと街を発展させて今の湘南に近づけるのもよし、昭和風にしていくのもよし。さらに小田急と江ノ電の相互乗り入れとか、JRと京急をつなぐとか、楽しい実験もすぐにできるのが「A列車でいこう9」の醍醐味なのだ。
地図がリアルなので、楽しみはどんどん膨らんでいく。まさに、PCゲームの神髄がここにあるのだ~~!!!!
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