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ロードマップでわかる!当世プロセッサー事情第470回

8月13日に第2世代Ryzen Threadripperが発売 AMD CPUロードマップ

2018年08月06日 22時00分更新

文● 大原雄介(http://www.yusuke-ohara.com/) 編集●北村/ASCII.jp

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第2世代Ryzen Threadripperは
ゲーミング向けとクリエーション向けの2種類がある

 さて、7nmの話はこのあたりまでにして、本題の第2世代Ryzen Threadripperについてである。まだ細かい性能評価などは未公開(このあたりはきっとKTUこと加藤勝明氏がレビューをがんばってくださると信じています)であるが、発表に先立ち行なわれた説明会の内容を紹介しよう。

説明するJim Anderson氏(SVP&GM, Client&Graphics Business Group)。ちなみに撮影が制限されていた関係で、これはAMD提供のもの

 第2世代Ryzen Threadripperであるが、この世代からゲーミング向けとコンテンツクリエーション向けの2種類のSKUが投入されることになった。まずゲーミング向けにはXシリーズ2製品が用意される。

Ryzen Threadripperをワークステーション向けに使いたいというニーズが多いことを受けて、ラインナップを分けた格好になる

既存のRyzen Threadripper 1920X/1950Xのそのまま延長となる構成

 基本的にはZen+ダイをそのまま利用したものになる関係で、動作周波数が少し引き上げられており、競合はCore i9-7900Xと位置づけられている。

ゲーミングの場合は16コア/32スレッドでも十分多いわけで、32コア製品を用意するよりも、むしろ動作周波数を高める方向に振った形になる

 一方のコンテンツクリエーション向けであるが、こちらはWXシリーズとなる。製品は2970WXと2990WXの2製品で、ハイエンドの2990WXはCore i9-7980XE対応にふさわしいスペックと価格になっている。

相対的にコア数の多さがそのまま性能に直結しやすいレンダリングやエンコードなどの処理に向けたラインナップである

動作周波数は控えめだが、コアの数がXシリーズから倍増しており、価格もきっちり2倍という、ある意味わかりやすい構成である

 性能は下の画像のとおりで、レンダリング性能ではCore i9-7980XEを圧倒している、というのがAnderson氏の説明である。

今回示されたのはレンダリング系のみである。その他のテストは実際にベンチマークをとって確認してね、ということであろう

 さてその出荷時期であるが、13日に投入されるのは2990WXのみ。8月末にゲーミング向けの2950Xが追加され、残り2製品は10月に出荷開始となる。とりあえずハイエンドから、というのは昨年の初代Ryzenの発表と同じやり方である。

 なお、第2世代Ryzen Threadripperではパッケージも変更になった。初代Ryzen Threadripperよりは若干小さめ(というか、持ちやすい形状)だ。

とりあえずはハイエンドから、というのはもうAMDのセオリーの模様

この状態で販売されることになる

ふたを開けるとプロセッサーが。その下の四角い仕切りにはCPUクーラー用のマウントが収められている模様

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