「マジックニャワー」は幻想的な猫写真が撮れる時間
19時2分。
昼間は猫っこひとりいないけれども、夜になると三々五々、近くの猫が集まってくる公園がある。
なかなか近寄らせてくれないのだが、その中の1匹がちょっとでてきてくれた。夕暮れの自然光と公園の街灯の光がミックスしていい感じになったのでそっと1枚。
ちなみにこの「逢魔が時」を写真の世界ではマジックアワーという。この時間帯ならではの幻想的な色を見せてくれるからだ。
特に猫写真の世界では「マジックニャワー」と呼んでいる。ウソです、すみません、今思いつきました。
19時9分。
のそのそと出てきたハチワレの子猫を発見。
写真がちょっと青みがかってるけど、それもマジックニャワーの特徴。デジカメなのでホワイトバランスを調整してきっちり色を直すのも簡単だが、この時間帯ならではの光の色の変化をそのまま楽しむのもいい。
19時21分。
すっかり夜になった住宅街。マンションの前に猫がいたのでちょっと離れた場所から撮ろうとしゃがんだら、こっちにとことことよってきて、目の前でごろんと転がってにゃあ。
さすがに暗くてシャッタースピードもあまり上げられなかったので被写体ブレしてるけど、それもまたよし。
ちょっと暗いけど、これを補正して明るくすると夜っぽさが消えるのでこのままでよいのである。
19時40分。
さきほどの猫が三々五々集まってくる公園だが、時には近所のおじさんが飼い猫の散歩にくる。よくわからないんだけど、夜になると首輪をした猫とともに現われるのだ。
猫が公園へ行くのについてくるのか、おじさんに猫がついてくるのかわからないが、当人は「猫を連れて散歩にくるんだよ」という。
猫はきれいなハチワレで首輪はしてるけど、リードも何もない。ただおじさんとつかず離れず歩いて数10mの公園にくるのだ。
上写真の猫がそう。このあとおじさんについて家に帰っていったのだった。
最後の1枚もこの公園から。
逢魔が時どころか、普通に夜になってしまった19時55分。
都合がいいことに、公園の入口近くの街灯が一番当たる明るい場所にいてくれたチャトラ。
光がいい感じにあたる角度を探してしゃがんで撮影。フラッシュは使わないこと。
なお、一番の敵は「魔」でも「暗さ」でもなく「蚊」でした。お気をつけを。
■Amazon.co.jpで購入
古地図とめぐる東京歴史探訪 (SB新書)荻窪 圭(著)SBクリエイティブ
デジタル一眼レフカメラが上手くなる本 基本とシーン別の撮り方60上原 ゼンジ、桃井 一至、荻窪 圭(著)翔泳社
古地図でめぐる 今昔 東京さんぽガイド荻窪 圭(著)玄光社
筆者紹介─荻窪圭
老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/

この連載の記事
-
第964回
デジカメ
スマホ前夜の熱気と思い出 ソニー「サイバーショット」が切り取った平成〜令和の猫たち -
第963回
デジカメ
祝・キヤノン「PowerShot」30周年! ともに歩んだ30年、ファインダー越しの猫たち -
第962回
デジカメ
コダック「Charmera」で撮る猫写真がエモすぎる! 指先サイズで猫も警戒ゼロ -
第961回
デジカメ
動画版チェキで撮る「時をかける猫」 うちの猫が昭和にタイムスリップ!? -
第960回
デジカメ
あなたはどっち派? 猫のあご乗せvs前足ちょこん、それぞれの可愛さを過去写真で徹底比較 -
第959回
デジカメ
シネマカメラで撮る、冬の日向猫──Nikon ZRと住宅街の午後 -
第958回
デジカメ
動画カメラ「Nikon ZR」で挑む! 全力疾走する黒猫の瞳を捉えきれるか? -
第957回
デジカメ
「OPPO Find X9」で狙う一瞬の躍動感! アクションモードで暴れる子猫を捉える -
第956回
デジカメ
ルーツを探る旅! ソニー「α7C II」を手に我が家の兄妹猫が生まれた場所へ行ってきた -
第955回
デジカメ
ソニー「α7 V」を渡された結果、猫しか撮らなかった。 -
第954回
デジカメ
写真で見る、子猫兄妹が我が家を制圧するまで - この連載の一覧へ















