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初の楽天が首位に

MVNO、独自サービス型SIMの回線契約数は1000万超え、MM総研調べ

2018年06月20日 18時45分更新

文● 行正和義 編集●ASCII

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独自サービス型 SIM の事業者シェア

 MM総研は6月20日、「国内MVNO市場規模の推移(2018年3月末)」と題した調査結果を発表した。

 独立系MVNO事業者がSIMカードを活用して独自の料金プランで提供する独自サービス型SIM(プリペイド契約を含まない)の回線契約数は、前年比33.7%と増加しており、トータル1082.8万回線と、初の1000万超えとなったことが分かったという。

 事業者別シェアに見ると楽天が15.0%で初の1位を獲得。しかし、インターネットイニシアティブやNTTコミュニケーションズはMVNEとして数十万規模の回線を提供しており、自社ブランドとしては2位/3位となっているもののMVNE事業を含めたトータルシェアで見た場合、依然として市場における優位性は高いとしている。

 MM総研では、今後独自サービス型SIM市場は増加すると見込んでおり、個人向けスマホ用途としての成長スピードは鈍化してもIoT向けの需要拡大が期待されるとしている。

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