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編集部ピックアップの人気SIMフリースマホ全紹介! 【2018年6月版】 第2回

ノッチ付きディスプレーやデュアルカメラ、防水・防塵など、特徴いろいろ

ファーウェイ、ASUSに、シャープのおサイフ対応機も! 人気SIMフリースマホ全紹介【3~4万円台編】

2018年06月16日 12時00分更新

文● ドロイドさん(アスキースマホ総研

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SIMフリーにお手頃かつ、防水&FeliCa入りで挑むシャープ
この夏の注目モデル「AQUOS sense plus」

 昨秋発売の「AQUOS sense lite」のリリース以来、SIMフリースマホにも積極的な姿勢を見せるシャープの新モデル。

「AQUOS sense plus」でも、防水やおサイフケータイに継続して対応する

 そのAQUOS sense lite(次回紹介予定)は、実売3万円弱の価格ながら、フルHD解像度の5型IGZO液晶、3GBメモリーに加え、防水・防塵やおサイフケータイに対応するなど、国内メーカーならではの機能をお手頃に入手できることで注目を集めている。一方でCPUの処理性能面や5GHz帯の無線LANに非対応であるなど、コスト削減ゆえのウィークポイントも見られた。

 AQUOS sense plusは、そんなあとちょっとの部分を確実にスペックアップしてきたモデルとなる。ディスプレーが18:9の縦長5.5型IGZO液晶になったほか(それでも本体サイズはAQUOS sense liteとほぼ同じ)、CPUはSnapdragon 630に、カメラも16.4メガ(イン8メガ)と強化されている。もちろん防水・防塵、おサイフケータイには継続して対応する。キャリアアグリゲーションや国内キャリアのVoLTEも利用可能だ。

AQUOS sense plusのカラバリはホワイト、ベージュ、ブラックの3色

 この内容で約4万円の実売価格となると、海外メーカー製のSIMフリースマホとも真っ向対抗できるレベル。MVNOのセットモデルを中心に確実に人気となるスマホだろう。

価格は少し上がったが、代わりに最新トレンド盛り込み
魅力は大幅アップ! 「HUAWEI P20 lite」

 「P8 lite」「P9 lite」「P10 lite」と国内SIMフリースマホ市場で、常に人気トップクラスだったシリーズ最新モデル。3万円台前半と、従来モデルと比べると価格帯は若干上昇しているものの、ハイエンド機の最新トレンドを盛り込むなど、製品のバリューはさらに大きく上がっている。

コンパクトさを維持しつつ、縦長のディスプレーを採用

 本機に盛り込まれた最新トレンドが、ノッチ付きの縦長ディスプレーと背面のデュアルカメラ。まず、ディスプレーは縦横比19:9の5.84型液晶で、画面解像度は1080×2280ドット。縦長画面はSNSやウェブ閲覧などで確実に強味を発揮するが、同時に狭額縁により、横幅は71.2mmとコンパクト。決して大型端末になっていないのだ(重量が約145gと比較的軽量なのも◎)。

 リアのカメラも上位機のように「Leica」の名称はつかないものの16メガ+2メガのデュアルカメラ。後者は距離測定専用のレンズで、被写体の背景をキレイにボカす「ワイドアパーチャ撮影」において、効果を発揮する。

デュアルカメラを搭載。背面のガラス素材が特徴的

 デザイン面では背面の光の反射が美しく、深い青のクラインブルーは特に印象的で高級感も持っている。なお、キャリアアグリゲーションやau VoLTEには対応するが、DSDSには非対応。その点には注意する必要がある。

アウト/インカメラともにデュアル!
ZenFone 5のオトクなミドルハイモデル「ZenFone 5Q」

 【ハイエンド編】で紹介したZenFone 5/5Zとともに発表されたZenFone 5シリーズの三男。海外では「ZenFone 5 lite」としてリリースされたモデルだが、日本では「ZenFone 5Q」という製品名での登場となった。

ZenFone 5シリーズの3機種の中では最もお手頃価格の「ZenFone 5Q」

 アピールポイントは海外メーカー製のスマホらしく、カメラ。アウト/インカメラともにデュアルだが、特にインカメラに力が入っており、20メガセンサーを搭載。標準レンズ+広角レンズの組み合わせで、グループセルフィーで特に便利な存在となりそうだ。

アウトもインもどちらもデュアルカメラを搭載する

 主なスペックは、18:9の6型液晶(1080×2160)に、Snapdragon 630(2.2GHz、オクタコア)、4GBメモリー、64GBストレージ、3300mAhバッテリー、Android 7.1など。ZenFone 5シリーズから、ドコモ/au/Y!mobileの3キャリアのVoLTEに対応し、DSDSも利用可能。また、nanoSIM×2とmicroSDが同時に使えるトリプルスロット仕様なのも注目点だ。

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