合計で360個ものLEDをハンダ付けして作り上げる、同人ハードウェアのLED時計キット「TEEN CIRCLE」が家電のケンちゃんに入荷している。
技術系サークルのNEETLABが手がける同人ハードウェアで、膨大な数のLEDをハンダ付けした末に、幻想的なLED時計が完成するという電子工作キット。表面実装タイプのLEDをビッシリとハンダ付けする必要があることから、難易度はなかなかに高めなアイテムだ。
240個の赤色LEDと120個の青色LEDによる、合計360個ものLEDで構成。LEDは向きがあることから、実装しながらテスターで光らせて確認しつつ作業を進めていく。LEDドライバーや無線LANモジュールも組み込む必要があるのだが、こちらもピン間隔が約1mmと狭く、高難度かつ根気のいる作業となる。ショップによれば「基本的には数日がかりの作業になる」とのこと。
実装されたLEDは、4列に並ぶ赤色LEDが分針、内側2列の青色LEDが時針を構成する。午前中は時針の青色LEDが12時の位置から順に点灯していき、午後になると12時の位置から順に消灯していくという、ユニークな表示で時間を教えてくれる仕組みだ。
なお、時刻設定は無線LAN経由で行なう仕様で、スマートフォンからも設定が可能。また、電源には付属のACアダプター(9V/1.3A)を使用する。