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Xperia XZ Premiumロングランレポート 第45回

Xperia XZ Premiumで使うタイのSIMを自動販売機で購入した

2018年05月11日 10時00分更新

文● 中山 智 編集● ASCII編集部

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 GWの休暇を利用して、東南アジアのタイに行ってきました。現地で使うスマートフォンはもちろんXperia XZ Premium(SO-04J)。ドコモ版ですがSIMロックを解除してあるので現地のプリペイドSIMが利用できます。

バンコクのスワンナプーム国際空港でSIMを購入

 購入した場所はバンコクのスワンナプーム国際空港。日本航空やタイ航空などいわゆるフルサービス航空会社が利用する空港です。最近は日本からもLCCがバンコク便を提供していますが、その場合はドンムアン空港を利用する航空会社が多いです。ただどちらの空港でも、現地のプリペイドSIMは購入できるので問題ありません。

 タイには日本と同じようにいくつかのキャリアが回線を提供しており、それぞれスワンナプーム国際空港にカウンターを設置してSIMを販売しています。エリア的には最大手のAISがオススメですが、よほどの地方に行かない限り、バンコクなど街中は大差ありません。タイでもプリペイド購入時にパスポートのコピーなど本人確認の厳格化がスタートしているので、フライトの多い時間などは有人カウンターが意外と混雑するので、空いているキャリアを選ぶというのでも問題ありません。

 今回利用したのは「True」というキャリアのプリペイドSIM。というのも、有人カウンターのほか、自動販売機もあり空いていたからです。

Trueのカウンター横にはATMのような自動販売機が

 購入自体は簡単で、タッチパネルで操作していくだけ。日本語表示もあるのでわかりやすい。本人確認のためパスポートのスキャンと写真撮影などが必要ですが、数分でSIMが入手できます。クレジットカードで支払いできるので現金も不要です。

最初に言語が選べ、日本語も用意されている

8日間のプランを購入。299バーツ(約1000円)

パスポートスキャンと写真撮影も自動販売機で行なうので動き回る必要なし

自動販売機から出てきたSIMのパッケージ

 TrueのSIMで通信をするためには、まずSIMをmicroサイズに切り抜いてXperia XZ Premiumに挿し変えます。再起動後、電波をキャッチするとSMSが届き開通作業が完了。あとは設定アプリからAPNを設定すればオーケー。APNは「internet」でそのほかユーザー名やパスワードは空欄。ちなみにタイのキャリアは筆者が記憶している限りすべてAPNは「internet」なので覚えやすいです。

SIMをセットしたあとに届いたSMS

設定の「ネットワークとインターネット」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」でAPNを設定

 プランとしては「ノンストップ4G」と表記されていましたが、開通時に届いたSMSをみるとデータ通信量は3GBまで。それを越えると8日の期限内は低速での通信になります。ただしSMSの続きを読んでみると、500MBのスペシャルオファーを行なっているようで、記載通りに通話アプリでコマンドを入力すると、トータルでのデータ通信量は3.5GBに増えました。海外のプリペイドSIMはこういったスペシャルオファーを提供していることが多いので、届いたSMSはしっかりチェックしておきましょう。

SMSにあるとおり、通話アプリで「*900*1957#」と入力したら、500MBのデータ通信量がプラスされた

 通信速度は人の多い混雑したスワンナプーム国際空港で下り6Mbps強と振るいませんでしたが、パタヤに移動してから計測すると、下り36.1Mbpsとかなりの数値。上りも27Mbpsなので、ビデオ配信などにも十分使えるスピードです。バンコク市内、パタヤ、ホアヒンと各地で通信をしましたが、どこも安定して通信できていました。

空港で計測したTrueの通信速度

 Xperia XZ Premiumを持ってタイ旅行を計画している読者がいたら、参考にしてください!

※Xperia XZ Premium SO-04J/Android 8.0.0で検証しました。

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