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創業期の社員が犬を連れてきていたから:

アマゾンはなぜ会社に犬を連れていけるのか

2018年04月18日 15時45分更新

文● G. Raymond

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 米アマゾンは犬を連れていける会社だ。

 2018年1月時点で6000匹以上の犬が社員犬として登録されている。犬を連れていきたいときは上司や同僚と話をして、かんたんな登録用紙とワクチン接種証明を出せばいい。仕事中はリードをつけて、社員のデスクのそばか指定の場所にいてもらう。会社には犬が遊べるスペースや噴水などもあるのだという。

 アマゾンが犬連れの社員にやさしいのは黎明期に理由がある。アマゾン初期メンバーの夫婦がコーギーのルーファス(Rufus)を連れてきていたためだ。ルーファスはメンバーたちにかわいがられ、アマゾンがサービスをはじめるときは前脚でマウスをクリックしたのだという。ルーファスは2009年5月に永眠したが、いまもアマゾンには犬を大切にする伝統が残っているのだ。

 犬たちは社員たちにとってはストレスを減らし、士気を高める効果があるのだとか。ちなみに社員犬たちはアマゾンの404エラーページにも登場する。報道によれば約2000匹の犬がエラーページ要員に登録されている。目的の商品にたどりつけずにいらだったお客さまをなごませる役にも立っているようだ。


How much does Amazon love dogs? Just ask one of the 6,000 pups that “work” here.
https://blog.aboutamazon.com/working-at-amazon/how-much-does-amazon-love-dogs-just-ask-one-of-the-6-000-pups-that-work-here

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