セガ「サクラ大戦」新作やPS4版「シェンムー」などを発表!

2018年04月14日 18時00分更新

ステージが終わった後は、来場者との記念撮影が行なわれた

 4月14日(土)、4月15日(日)にベルサール秋葉原にて、セガグループ各社がそろって行なう一大イベント「セガフェス2018」を開催した。開催時間は午前10時より午後19時(15日は18時)まで。入場料は無料。

 4月14日、地下で行なわれた最初のステージ「SEGA Fan Meet-UP 2018」では、セガホールディングス 代表取締役会長CEO 里見治紀氏が登壇し、4つの新情報を発表した。

セガホールディングス 代表取締役会長CEO 里見治紀氏

セガの名作ゲームが「Nintendo Switch」で復活!

 最初は同社の名作ゲームを復刻する新たな「SEGA AGES」を発表。対応ハードは「Nintendo Switch」で、2018年夏までに全15タイトル以上を順次配信する予定とのこと。日本、北米、欧州で同時展開するそうだ。

 この日に明らかにされたタイトルは「ソニック ザ ヘッジホッグ」「サンダーフォースIV」「ファンタシースター」で、開発はおなじみのエムツーが担当。全タイトルで追加要素を搭載するという。

2018年に「メガドライブ ミニ(仮称)」発売予定!

 次に1988年10月29日に日本で発売した16ビットの家庭用ゲーム機「メガドライブ」の小型版「メガドライブ ミニ(仮称)」を発表。2018年中に発売する予定だという。

 ポケットには入れられないが、両の掌に全部載るくらい筐体は小型。世間を席巻したタイトルから、マニアがうなるようなタイトルも予定しているという。

「シェンムーI&II」がPS4にて発売予定!

 3つめの発表は「第一回セガフェス総選挙」の復活期待部門で第4位に選ばれて、人気の高い「シェンムーI&II」がPlayStation 4にて発売されることが明らかになった。

 本発表にはセガ・ヨーロッパのパブリッシング部門エグゼクティブ・バイス・プレジデントのジョン・クラーク氏が登壇。

ジョン・クラーク氏はシェンムーの主人公「芭月涼」、通訳の方がヒロインの「玲莎花(レイ・シェンファ)」の恰好で登場

 ジョン・クローク氏は、シェンムーは「Grand Theft Auto III」も「The Elder Scrolls」もない時代の革新的なタイトルで、ヨーロッパをはじめ世界中で高い評価を得ていると語った。現代のハードでどのように描かれるか気になるところだ。

13年の時を経て「サクラ大戦」が完全新作で復活!

 最後に根強い人気を誇るドラマティックアドベンチャーゲーム「サクラ大戦」の完全新作で復活を遂げることが明かされた。

 サクラ大戦シリーズは2005年に「サクラ大戦V ~さらば愛しき人よ~」が発売されて以来、実に13年ぶりの新作発表となる。舞台は大正二十九年の帝都・東京となっている。最初に発売された「サクラ大戦」の舞台が大正十二年だったため、そこから15年後ということになるようだ。

来場者には「サクラ大戦 復活」と記された手ぬぐいが配られた

 陣頭指揮は里見氏が自ら行なっており、セガグループの総力をかけて開発中とのこと。近日中にメディアのみならず、ファンも参加できる発表会を予定していて、参加者の募集などは「サクラ大戦ドットコム」にて行なわれるという。

里見氏は自身とサクラ大戦に登場する霊子甲冑「光武」のフィギュアを手に、ベルサール秋葉原の2FにてDMM.makeの3Dスキャン、3Dプリント技術を活用したフィギュアが作成・販売する「SEGA × DMM.make 3Dプリントスタジオ」もアピール

 サクラ大戦に新作に関しては、時期やプラットフォームも明らかにされなかった。どういった形になるのか、今後の情報にも注目していきたい。

この記事をシェアしよう

ASCII.jpの最新情報を購読しよう