「日々増え続けるスマートフォンをまとめて持ち運びたい」。そんな筆者の願いから、過去にスマートフォンが12台収納できるポーチを作ったことがあります。しかし最近のスマートフォンは大型化していますよね。そこで大きいスマートフォンも入るようにと、そのポーチをリニューアルしました。アスキーストアで間もなく販売予定です。
オリジナルのモデルは(こちら)
商品名は「スマポーチ2018」。スマートフォンを数多く持ち運ぶユーザーのことを考えて設計しています。そもそもは筆者がスマートフォンを持ち運ぶために考えて作ったもの。なので筆者が求める機能をふんだんに盛り込みました。側面にはスマートフォンが3つはいるポケットがあります。Galaxy Note8やiPhone 8も入る大きさ。これが左右にあり、外側だけで合計6個のスマートフォンを収納できます。
どんどんサイズが大きくなるスマートフォンですが、最近はアスペクト比が18:9や19:9のものが増えてきたので、横幅は今以上に広がることはなさそう。このスマポーチ2018も、現行のスマートフォンの大型モデルがほぼ入る横幅。前述したようにGalaxy Note8も余裕ですし、Gemini PDAのように厚みのあるものも収納できます。なお、大きめのケースをつけている場合は内側のポケット(後述)に入れることもできます。
ポケットの内側はミリタリー模様でちょっとしたアクセントに。この蓋の部分は中に織り込めます。これも後述しますがスマートフォンを頻繁に出し入れしたいときや、入れたまま充電したいときは蓋を織り込む、あるいは切り取ってしまってもいいでしょう。
ポーチの内部は、外側とほぼ同じ幅のポケットが3つと、その反対側にはより幅のあるポケットが2つあります。大きいケースをつけたスマートフォンや、厚みのあるポータブルハードディスクなどは2つポケット側に入れるとちょうどいい感じ。内部は赤地なので、細かいものを入れた時も探しやすくなっています。
そしてマチの部分は、内側と外側にペンホルダーがあります。市販のポーチはペンホルダーが側面にあることもありますが、側面こそスマートフォン専用にしないとスペースがもったいないですよね。マチというすき間空間にペンやスタイラスなどを入れておくことができます。
このペンポケットは内側2ヵ所、外側2ヵ所と、合計4つもあります。外側の片方にはキーリングがついていますが、ここには自分のカバンの目印としてキーホルダーなどをつけておくとよさげ。
そして外側のポケットと、内側の間にも隠しポケットがあります。ケーブルを入れたりメモ帳やパスポートを入れておくといいでしょう。とにかく収納にこだわっているのがこのスマポーチ2018なのです。
さて便利な使い方を1例。内側にモバイルバッテリーを入れてUSBケーブルを延ばし、外側のポケットの蓋を折り込んで、入れたスマートフォンのUSB端子に接続して充電が可能です。ポーチの内側はファスナーで閉まりますが、端は開口しています。カバンにスマートフォンを収納したまま、こうして充電しておくことも可能なのです。
これだけの数のデバイスもすべて収納できてしまうのです。インナーバッグとして考えて作られているので、ショルダーバッグのように使うことは想定していません。なによりもこのスマポーチ2018を紛失すると、自分のスマートフォンもすべて失ってしまいますから、カバンの中に入れて使うほうがいいでしょう。
今回は、外側のポケットの片側を透明ポケットにした「タブスマポーチ9」も作りました。スマートフォンの収納台数は8台に減るものの、透明ポケット部分にはメモ帳やパスポートを入れたり、9型クラスのタブレットを入れて、そのまま透明ビニールの上から操作することも可能です。もともとはiPad Miniなどの小型タブレットを想定して作ったもの。何を入れるかは皆さんが自由に考えてください。
筆者が自分で使っていて毎日満足、といいますか、もはやこれなしでは外出できないほど便利なポーチです。また自宅でのスマートフォン収納用に使うのもいいですよ。アスキーストアでの発売をお待ちください。
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