2018年の時計業界を展望!「バーゼルワールド2018」レポート 第15回
モンディーン、ヘルベチカフォントを随所にあしらった「オマージュ・トゥ・タイポグラフィー」
2018年04月06日 09時00分更新
MONDAINE(モンディーン)は、新コレクションとしてヘルベチカフォントをデザインに取り入れた「ヘルベチカ オマージュ・トゥ・タイポグラフィー」など、4モデル全16製品を発表した。
ヘルベチカ・コレクションの2018年スペシャルエディション「ヘルベチカ オマージュ・トゥ・タイポグラフィー」はバウハウスで学んだタイポグラフィーの権威、インドラ・クプフェルシュミット女史が監修したモデル。
文字盤や本革レザーのストラップには、ヘルベチカフォントのエンボス加工を施している。文字盤に見える連続したアルファベットのヘルベチカは、活版印刷時代に使われた金属活字(版用の文字)の様子を表したという。
ケースはステンレススチールで風防にはサファイアクリスタルを採用した。ケース径は38mm。3気圧防水に対応する。価格は5万6160円で、2018年9月発売予定。
「モンディーン クラシック シーズナルコレクション」は、スイス国鉄オフィシャルウォッチのデザインに最も近いとするクラシックコレクション。2018年春夏限定の本モデルは、30年以上変わらないモンディーンのデザインと、ポップなカラーが融合。1940〜60年代のデザイン黄金期といわれるミッド・センチュリー時代を彷彿させる仕上がりとうたう。
ケース径は30mmと40mmを用意し、素材はステンレススチール(ブラッシュ加工)。風防素材は 硬化ミネラルガラスで、ベルトは本革レザーを採用した。3気圧防水にも対応。価格は3万240円で、発売時期は2018年6月を予定している。
「モンディーン エヴォ2 シーズナルコレクション」は、2017年にリニューアル発売したモンディーンの定番コレクション「evo2」に、秋冬らしいパレットカラーを加えたモデル。シルバー&ブラックケースにシルバーダイヤルをあしらい、3色展開のストラップがエレガントでモードな印象を与えるという。
ケース径は30mmと40mm。素材はステンレススチールで、シルバーモデルはブラッシュ加工を、ブラウンモデルにはポリッシュ加工とブラック IPプレートを採用している。風防素材はサファイアクリスタルで、ベルトは本革レザー。3気圧防水にも対応する。価格は3万8880円から。発売時期は2018年9月を予定している。
クリスマスシーズン限定のevo2も登場。ゴールドのダイヤルとケースに、秒針のレッドでクリスマスをイメージしたモデルとのこと。
ケース径は26mmと30mm、40mmを用意。素材はステンレススチール(ブラッシュ/ゴールド IP加工)で、風防素材はサファイアクリスタルを採用。ベルトは26mmモデルのみメッシュベルトを、30mmと40mmモデルは本革レザーを使っている。3気圧防水にも対応。価格は3万8880円からで、発売時期は2018年11月を予定。
この連載の記事
-
第17回
ウェアラブル
Sinn、耐傷性高いステンレススチールのテギメント加工を施した「936」 -
第16回
ウェアラブル
火星環境実験公式ウォッチ「オフィシャル・コスモノート アマディ 18」 -
第14回
ウェアラブル
AC/DCの機械式時計をスイス高級時計レイモンド・ウェイルが発表 -
第14回
ウェアラブル
セイコーアストロンより「エグゼクティブスポーツライン」が誕生 -
第13回
ウェアラブル
セイコー プレザージュ、七宝ダイヤル搭載の限定モデル -
第12回
ウェアラブル
ウブロの初スマートウォッチはワールドカップの試合を通知 -
第11回
ウェアラブル
セイコー、歴史に残るダイバーウォッチの1968年モデルと1978年モデル復刻 -
第10回
ウェアラブル
世界最小・最薄のシチズン光発電スマートウォッチ「エコ・ドライブBluetooth」発表 -
第9回
ウェアラブル
機械式+スマートウォッチ爆誕! フレデリック・コンスタント「ハイブリッド マニュファクチュール」 -
第8回
ウェアラブル
カシオ、オシアナスのソーラー電波コネクテッドウォッチは江戸切子ブルー - この連載の一覧へ