FFXVも快適か!?GeForce SLI&4Kで最強50万円モンスターノートPCの実力

文●藤田 忠 編集●ジサトラ ハッチ

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 実ゲームテストの最後は、最新フォーミュラカーからビンテージカー、インディカー、市販車まで、180種類以上の車が収録されているレースシミュレーションの大作「Project CARS 2」でチェック。

 テストは解像度3840×2160ドット、描画はウルトラなど、すべてを最高に設定し、「ドイツ、Hockenheim(クラシックGPコース)」走行中のフレームレートを「Fraps」で記録した。

 FFXIVとおなじく、SLI時は大幅にフレームレートが向上しており、最小は53fpsと60fpsを切るシーンもあったが、4K解像度ならではの美麗、リアルな描画で、快適にプレイできるフレームレートを実現している。

定番の「3DMark」では「GTX 1080 Ti」以上のスコアーに!

 ここからは定番の3Dベンチマークを使って、Single GPUとSLI時のパフォーマンス差を見ていこう。

GeForce GTX 1080 SLI動作時は、4K解像度、DirectX12テストのTime Spy Extremeで、5000スコアーオーバーを記録。最上位GPU「GTX 1080 Ti」を抜くスコアーだ

「3DMark」は、SLIなどのマルチGPUも想定しているベンチマークだけあって、SLIの効果がしっかりと現れている。とくにGraphics scoreは各プリセットで、GeForce GTX 1080 8GBのSingle動作時と比べて、スコアーは1.8倍程度向上している。

「VRMark」のスコアーは、Orange RoomとBlue RoomだとSingleとSLI時であまりスコアーに差が出ていないが、昨年末に追加された最新プリセットのCyan Roomでは、スコアーは約1.5倍向上している。VR環境にも、マルチGPUへの対応と最適化が進んでいるのが伺える結果といえるだろう。