あっという間に確定申告を終わらせられる!
確定申告、無料「やよいの白色申告 オンライン」の便利っぷりを体感した
みなさん、ついに2017年(平成29年)分の確定申告の受付期間を迎えましたね。申告書類提出にいたるまでの進捗はいかがでしょうか?
書類の作成は、経費の計算やら勘定科目の仕訳など面倒な作業がてんこ盛り。忙しい個人事業主・フリーランスにとって、気が重いイベントといわざるを得ません。
筆者も白色申告をする身として、これまで慣れないエクセルと格闘しつつ、疲労困憊で書類を完成させていました……。せっかく還付金が返ってくるかもしれないのに、あまりの大変さに中途でほうりだしてしまいそうなときもしばしば。
そこで! 素早く・手軽に・楽に申告書を作成できるという、欲張り極まりないニーズに応えてくれる無料のクラウド確定申告ソフト「やよいの白色申告 オンライン」を試してみました。
取引入力がとにかく簡単!
申告書類作成において、まずやるべきことは1年間の収入と支出の記帳です。通帳やレシートを見ながら金額と取引先、摘要、勘定科目を入力する仕訳の作業ですね。
勘定科目の入力は、科目にどのような種類があるかを知らないと非常に時間がかかる作業です。毎回検索していたら日が暮れてしまいます。
「やよいの白色申告 オンライン」では、「よく使う取引」という機能があります。一般的によく使われている取引の具体的な事例を用意しており、どの科目を選べばいいか迷ったときに大活躍します。仕事用のSuicaのチャージ代や、打ち合わせ用の弁当代はどういう科目かなどがわかり大変便利でした。
指示通り空欄を埋めていくだけで楽に確定申告書類が仕上がる!
確定申告に必要な書類の作成は、「減価償却費の計算」「収支内訳書の作成」「確定申告書の作成」の3ステップを順番につぶしていくだけで完成します。
「やよいの白色申告 オンライン」の「収支内訳書の作成」では、経費や売上をきちんと入力していれば、合計金額が自動的に算出されます。そのほか、氏名や住所などを入力したり、家事按分の割合を設定するだけ。わかりづらい箇所には「?」マークが用意されており、詳しい解説を読めるので助かります!
「確定申告書の作成」でも同じように、指示通り入力していくことでさまざまな控除などを計算。納める税額を確定してくれます。
次回こそ活用したい「スマート取引取込」
3ステップをこなしたら、なに不自由なく確定申告書類を完成させることができました。しかし、1つ心残りができてしまいまいました……。通常の入力よりさらに手軽、かつ正確に申告書類を作成できる機能「スマート取引取込」を活用し損ねたことです。
同機能では、銀行明細やクレジットカード、電子マネーなどの取引データを「やよいの白色申告 オンライン」に取り込んで記帳することができます。金額の入力ミスや記載もれの心配がなく、連携したクレジットカードを日々使うようにすれば記帳のほとんどを自動化できます。
そのほか、スキャナーや専用スマホアプリでレシートや領収書を取り込み、日付や金額摘要を読み取って勘定科目も自動的に判断する機能もありました。スマホアプリでは1度に10枚までまとめて撮影可能で、ものぐさな自分にとってありがたい性能です。
次回の2018年(平成30年)分こそは、より一層お手軽でスマートな確定申告を実現したいと思います。
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