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T教授の「戦略的衝動買い」 第468回

1500円の激安手書き「LCD電子メモ」を衝動買いしてThinkPad風カスタマイズ

2018年02月14日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授、編集●編集部ハシモト

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外観をThinkPad風にアレンジしてみた

あまったTrackPointの赤ポッチとハサミ、カッターで、地味な消去ボタンをThinkPad風に改造する

あまったTrackPointの赤ポッチとハサミ、カッターで、地味な消去ボタンをThinkPad風に改造する

 今回、筆者はブラックカラーのLCD電子メモを購入できたので、筆者の大好きな“赤と黒”のThinkPadカラーに改造してみようと考えた。

 改造と言っても大袈裟なことではなく、LCD電子メモ上の何の変哲もないシンプルでフラットな消去ボタンにトラックポイントの“赤いポッチ”を貼り付けて“Mini ThinkPad 手書きメモ”を作ってみた。

円筒形の長い裏側を限りなく短くカットする

円筒形の長い裏側を限りなく短くカットする

ほぼフラットまでカットしたソフトドームの天井のふくらみだけをアロンアルファでLCD電子メモの消去ボタン位置に貼り付けた

ほぼフラットまでカットしたソフトドームの天井のふくらみだけをアロンアルファでLCD電子メモの消去ボタン位置に貼り付けた

 大雑把な筆者なので、引き出しの中にあまっていたTrackPointの赤い“ソフトドーム”ポッチをハサミとカッターで薄く削いで、アロンアルファでくっ付けただけだ。

 しかし、全体が黒地のLCD電子メモに、赤くて薄いラバー製のポッチは極めてよく似あっている。

ThinkPadでネットサーフィン中やパワポ作成中に気づいたことや思いついた発想をとっさにメモできるLCD電子メモはなかなか貴重な存在だ

ThinkPadでネットサーフィン中やパワポ作成中に気づいたことや思いついた発想をとっさにメモできるLCD電子メモはなかなか貴重な存在だ

手書きメモのデジタルペーパーに手書きのLCD電子メモはミスマッチのようだが、考え方によっては、メモに残したくない論理や発想を一時的に記述するスペースも必要なことは、企画系の人なら思い当たるだろう

手書きメモのデジタルペーパーに手書きのLCD電子メモはミスマッチのようだが、考え方によっては、メモに残したくない論理や発想を一時的に記述するスペースも必要なことは、企画系の人なら思い当たるだろう

 さて、実測重量48gの超軽量なんちゃってBoogie Boardは、しばらくはデスクサイドでThinkPadと一緒に使ったり、時には、ソニーのデジタルペーパーのお供でアウトドアで活用したり、という使用法を想定している。

 ThinkPadにもデジタルペーパーのいずれにも不向きな、極めて短時間の一時的な筆記アイテムとして、まさに雑記帳のようなイメージで使ってみようと考えている。

 本家を超えそうな便利さの1500円(税別)のLCD電子メモ……今回は秋葉原裏通りで最高の価値ある買い物をしたかもしれない。

T教授

今回の衝動買い

アイテム:
LCD電子メモ

価格:秋葉原あきばお~ 0号店にて1620円(税込)で購入


T教授

 日本IBMから某国立大芸術学部教授になるも、1年で迷走開始。今はプロのマルチ・パートタイマーで、衝動買いの達人。
 T教授も関わるKOROBOCLで文具活用による「他力創発」を実験中。

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