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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第201回

各社最強スマホ、Galaxy、isai V30+、Xperiaを比較する

2018年02月12日 12時00分更新

文● 小林 誠 編集● ASCII編集部

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最安で13万円台~
MNPを含めればソフトバンク「Xperia XZ1」のリード

 続いて2年間使った場合の料金を比較する。まず各社のオンラインショップで本体を購入したと想定しているが、auのアップグレードプログラムEX、ソフトバンクの半額サポートの適用は除外した。主要プランの中からなるべく安いものを選択し、すべて税込で掲載している。また下取りとキャンペーンについては、auのビッグニュースキャンペーンのみ適用し、下取りについてはすべて除いた。

  ドコモ
「Galaxy Note8
SC-01K」
au
「isai V30+
LGV35」
ソフトバンク
「Xperia XZ1」
新規契約
(一括/実質)
12万6360円
/7万6464円
8万8560円 9万3120円
/4万5120円
機種変更
(一括/実質)
12万6360円
/7万6464円
8万8560円 9万3120円
/4万5120円
新規契約
(一括/実質)
12万6360円
/2万6568円
8万8560円 9万3120円
/1万6320円
基本使用料 カケホーダイライト スーパーカケホ スマ放題ライト
1836円 1836円 1836円
通話料 1回5分定額 1回5分定額 1回5分定額
Web接続 spモード LTE NET ウェブ使用料
324円 324円 324円
データ定額 データSパック(2GB) auピタットプラン(~1GB) データ定額ミニ(1GB)
3780円 2678円
/3758円
3132円
その他   アップグレードプログラムEX  
390円
2年間トータルコスト 16万9128円~(MNP) 17万3568円~ 14万3328円~(MNP)

※:48回払い+半額サポート適用(2年後の端末下取りを含む)

 その結果、最安はソフトバンクのXperia XZ1で14万円台で利用が可能。MNP時は月月割の金額が大きく、実質1万6320円と安い。ただしデータ定額ミニは月1GBしか通信容量が無いので、多くの人はもっと料金が高くなるだろう。

 それに続くのは、MNP時のドコモGalaxy Note8で、ギリギリ16万円台。こちらもMNP時はGalaxy Note8が実質2万6568円と安いのだ。しかもソフトバンクのような48回払いを選択したわけではない。しかし新規・機種変更の場合はプラス5万円なので、その場合は一気にコストが上がる。

 17万円台となったのはauのisai V30+。毎月割が適用されないauピタットプラン(auスマートバリューは非加入)での契約を選択した。こちらもauピタットプランの料金は月1GBまでの利用を想定しているため、こちらも実際はさらに高くなるケースが多いだろう。なお毎月割を適用する場合は本体代は実質5万2056円だが、auピタットプランとの契約が不可なので、基本料金/パケット定額が高くなってしまうため、こちらの選択は除外した。

公開当初から、一部内容に間違いがありましたことをお詫びします。また料金プランの内容を一部見直して、あらためて計算し直した数字を掲載しています。(2/13 22:00)

キーが独自配置のGalaxy Note8とisai V30+
スタンダードなXperia

 外観を比べるとGalaxy Note8が頭ひとつぶん高いが、縦長なので案外自然に使える大きさ。isai V30+とXperia XZ1は画面サイズがだいぶ違うのだが、縦長な分、本体サイズは見た目ほぼ同じ。isaiは狭額縁も加わって、6型と言っても比較的コンパクトに感じる。

縦長とは言え、6.3型のGalaxy Note8が一回り大きいが、V30+は案外コンパクトな印象

 Galaxy Note8はエッジスクリーンにはなっているが、わずかにサイド部分があり左側面に音量、Bixbyキー(ユーザーに合わせた情報を表示できる)を用意。慣れていないうちは、Bixbyキーを電源ボタンと間違えることがあるかも。右側面に電源ボタン。上部にSIM、microSDスロット、下部にSペンを収納できる穴があり、USB Type-Cとイヤホン端子がある。背面の上側カメラ周りに指紋センサーや心拍数センサーが集中している。

ディスプレー上のメインキーは左の「・」をタップすることで、一時的に消すことも可能。Sペンはプッシュ式で取り出せる

左側面の下側のボタンはは独自のBixbyキー

 isai V30+は右側面にSIM&microSDスロット、左側面に音量ボタン。背面にあるのは電源ボタン兼指紋センサーで、最初は電源を押すときに戸惑うが、慣れてしまえば普通に使える。上部にイヤホン端子、下部にUSB Type-C端子。

こちらもメインキーはディスプレー表示型。背面にある指紋センサーは電源ボタンも兼ねている

イヤホン端子は上部で、背面下部にはBang & Olufsenによるチューニングの証しとなるロゴがある

 Xperia XZ1は右側面に音量ボタン、大きめの特長的な電源ボタン(指紋センサーと兼用)、さらにその下にカメラボタンというXperiaおなじみの配置。上部にイヤホン端子、下部にUSB Type-C端子、左側面にSIM&microSDカードスロット。

本機もキーはディスプレー表示型。右側面の電源ボタンは指紋センサーを兼ねているのは最近のXperiaシリーズで共通

イヤホン端子は本機も上部に


まずはMNP時の圧倒的安さで
ソフトバンクのXperia XZ1がリード

 高価なキャリアのハイスペックスマホがMNP時とはいえ安く利用できるため、初回の勝利機種はソフトバンクのXperia XZ1としたい。パッと見ただけでは新鮮味があまり感じられないが、操作に慣れやすいというメリットもある。

 Galaxy Note8はスペックだけなら最有力候補。3機種の中でも独自性が強いので優劣がハッキリつきそう。isai V30+はコンパクトで大画面という点では片手操作で有利か。今後は片手操作のテストが多いので強いかも……。

 というわけで次回はスピードチェック。久しぶりに3大キャリアの通信速度も測っているのでお楽しみに。


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