最安で13万円台~
MNPを含めればソフトバンク「Xperia XZ1」のリード
続いて2年間使った場合の料金を比較する。まず各社のオンラインショップで本体を購入したと想定しているが、auのアップグレードプログラムEX、ソフトバンクの半額サポートの適用は除外した。主要プランの中からなるべく安いものを選択し、すべて税込で掲載している。また下取りとキャンペーンについては、auのビッグニュースキャンペーンのみ適用し、下取りについてはすべて除いた。
ドコモ 「Galaxy Note8 SC-01K」 |
au 「isai V30+ LGV35」 |
ソフトバンク 「Xperia XZ1」 |
|
---|---|---|---|
新規契約 (一括/実質) |
12万6360円 /7万6464円 |
8万8560円 |
9万3120円 /4万5120円 |
機種変更 (一括/実質) |
12万6360円 /7万6464円 |
8万8560円 |
9万3120円 /4万5120円 |
新規契約 (一括/実質) |
12万6360円 /2万6568円 |
8万8560円 |
9万3120円 /1万6320円 |
基本使用料 | カケホーダイライト | スーパーカケホ | スマ放題ライト |
1836円 | 1836円 | 1836円 | |
通話料 | 1回5分定額 | 1回5分定額 | 1回5分定額 |
Web接続 | spモード | LTE NET | ウェブ使用料 |
324円 | 324円 | 324円 | |
データ定額 | データSパック(2GB) | auピタットプラン(~1GB) | データ定額ミニ(1GB) |
3780円 |
2678円 /3758円 |
3132円 | |
その他 | アップグレードプログラムEX | ||
390円 | |||
2年間トータルコスト | 16万9128円~(MNP) | 17万3568円~ | 14万3328円~(MNP) |
※:48回払い+半額サポート適用(2年後の端末下取りを含む)
その結果、最安はソフトバンクのXperia XZ1で14万円台で利用が可能。MNP時は月月割の金額が大きく、実質1万6320円と安い。ただしデータ定額ミニは月1GBしか通信容量が無いので、多くの人はもっと料金が高くなるだろう。
それに続くのは、MNP時のドコモGalaxy Note8で、ギリギリ16万円台。こちらもMNP時はGalaxy Note8が実質2万6568円と安いのだ。しかもソフトバンクのような48回払いを選択したわけではない。しかし新規・機種変更の場合はプラス5万円なので、その場合は一気にコストが上がる。
17万円台となったのはauのisai V30+。毎月割が適用されないauピタットプラン(auスマートバリューは非加入)での契約を選択した。こちらもauピタットプランの料金は月1GBまでの利用を想定しているため、こちらも実際はさらに高くなるケースが多いだろう。なお毎月割を適用する場合は本体代は実質5万2056円だが、auピタットプランとの契約が不可なので、基本料金/パケット定額が高くなってしまうため、こちらの選択は除外した。
公開当初から、一部内容に間違いがありましたことをお詫びします。また料金プランの内容を一部見直して、あらためて計算し直した数字を掲載しています。(2/13 22:00)
キーが独自配置のGalaxy Note8とisai V30+
スタンダードなXperia
外観を比べるとGalaxy Note8が頭ひとつぶん高いが、縦長なので案外自然に使える大きさ。isai V30+とXperia XZ1は画面サイズがだいぶ違うのだが、縦長な分、本体サイズは見た目ほぼ同じ。isaiは狭額縁も加わって、6型と言っても比較的コンパクトに感じる。
Galaxy Note8はエッジスクリーンにはなっているが、わずかにサイド部分があり左側面に音量、Bixbyキー(ユーザーに合わせた情報を表示できる)を用意。慣れていないうちは、Bixbyキーを電源ボタンと間違えることがあるかも。右側面に電源ボタン。上部にSIM、microSDスロット、下部にSペンを収納できる穴があり、USB Type-Cとイヤホン端子がある。背面の上側カメラ周りに指紋センサーや心拍数センサーが集中している。
isai V30+は右側面にSIM&microSDスロット、左側面に音量ボタン。背面にあるのは電源ボタン兼指紋センサーで、最初は電源を押すときに戸惑うが、慣れてしまえば普通に使える。上部にイヤホン端子、下部にUSB Type-C端子。
Xperia XZ1は右側面に音量ボタン、大きめの特長的な電源ボタン(指紋センサーと兼用)、さらにその下にカメラボタンというXperiaおなじみの配置。上部にイヤホン端子、下部にUSB Type-C端子、左側面にSIM&microSDカードスロット。
まずはMNP時の圧倒的安さで
ソフトバンクのXperia XZ1がリード
高価なキャリアのハイスペックスマホがMNP時とはいえ安く利用できるため、初回の勝利機種はソフトバンクのXperia XZ1としたい。パッと見ただけでは新鮮味があまり感じられないが、操作に慣れやすいというメリットもある。
Galaxy Note8はスペックだけなら最有力候補。3機種の中でも独自性が強いので優劣がハッキリつきそう。isai V30+はコンパクトで大画面という点では片手操作で有利か。今後は片手操作のテストが多いので強いかも……。
というわけで次回はスピードチェック。久しぶりに3大キャリアの通信速度も測っているのでお楽しみに。
この連載の記事
-
第212回
スマホ
3キャリアの主力ハイエンド機「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」のスタミナ比較 -
第211回
スマホ
3キャリアの主力モデル「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」でカメラ勝負! -
第210回
スマホ
3キャリアの主力モデル「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」の速度対決 -
第209回
スマホ
3キャリアの主力販売モデル「Xperia XZ2」「Galaxy S9」「Mate 10 Pro」を比較 -
第208回
スマホ
「MONO」「Qua phone」「Android One」、キャリアのミドルクラスのスタミナは? -
第207回
スマホ
「MONO」「Qua phone」「Android One」、キャリアのミドルクラスのカメラをチェック -
第206回
スマホ
キャリアのミドル機「MONO」「Qua phone」「Android One」の速度比較 -
第205回
スマホ
主要3キャリアの最新ミドル機「MONO」「Qua phone」「Android One」を比較 -
第204回
スマホ
Galaxy、isai V30+、Xperia、ハイスペック機のスタミナテスト -
第203回
スマホ
Galaxy、isai V30+、Xperia、ハイエンドスマホのカメラをチェック -
第202回
スマホ
Galaxy、isai V30+、Xperia、キャリアのハイスペック機の速度を比較 - この連載の一覧へ