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冬ボーナスで買い換えるベストスマホ 第3回

コンパクトボディーにカメラやAIなど話題の機能を凝縮

大画面なのに小型スマホ「AQUOS R compact」が「いいとこどり」である5つの理由

2017年12月15日 11時00分更新

文● ゆうこば

提供: シャープ株式会社

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いいとこどりポイント3
スマホなのにデジカメ要らずな撮影機能を搭載

 AQUOS R compactは、スマホカメラとしても十分すぎる性能を持っている。背面カメラは約1640万画素。スペック値だけで言えば、AQUOS Rの方が高性能だが、AQUOS R compactはRにも勝るとも劣らない画質処理と機能が搭載されている。

背面カメラの1640万画素。位相差AFとコントラストAFを合わせたハイブリッドAFで被写体を素早く捉える

 スマホのカメラはその手軽さが魅力のひとつだが、AQUOS R compactのオートモードは従来機のオートモードと比べて、ホワイトバランスや露出の調整が改善されている。そのため、風景やポートレート、そしてSNS映えしそうな食べ物の写真などが明るくつややかに撮影できる。

料理の写真もこのとおり。鶏肉の色と質感を保ちつつ、コーンやブロッコリーなどの野菜らしい鮮やかな色もしっかりと出ている(クリックで実サイズを表示)

イルミネーションを撮影。LEDが集まった部分も大きく白つぶれせず、また細かな枝も黒くつぶれることなく描写されている(クリックで実サイズを表示)

片手で撮影したポートレート写真。被写体はぶれることなく撮影できている(左)。また、「インテリジェントフレーミング」機能により、補正された構図の写真(右)も自動保存される(クリックで実サイズを表示)

 また、より写真に凝りたい人であれば「フルマニュアル」モードを活用しよう。本モードは「おすすめプラス」という撮影モードの一機能として提供されており、ホワイトバランス、ISO感度、シャッタースピード、フォーカス位置を手動で調整できる。

フルマニュアルモードを使えば、真っ暗な中でイルミネーションを撮影したり、シャッター時間を遅くして光の軌跡を描くような凝ったシーンでもAQUOS R compactを活用できる

 話題のセルフィーにも力を入れる。正面カメラは約800万画素で、レンズの画角は23mm相当(35mmフィルム換算)とかなり広角。友だちや家族と一緒にラクに自撮りができる。

 また、AQUOS R compactのディスプレー形状を生かした機能も搭載。正面カメラの撮影時に、セルフタイマー撮影するときには、カウントダウンが正面カメラ回りに目立つエフェクトと共に表示される。これにより、自然とカメラの方向を向くので、目線がしっかりと定まった写真が撮れる。

スマホでの自撮り写真はどうしてもディスプレーの方を凝視してしまい、あらぬ方向を向いている写真が撮れてしまいがち。AQUOS R comapactなら目線が自然に誘導される

 また、動画面についても機能が強化されている。まず、4K(3840×2160ドット)/30fpsの動画撮影時の時間制限がなくなった。残りストレージ容量や本体温度などが許す限り高精細な動画を撮り続けることができる。

 さらに、従来のH.264コーデックに加え、高圧縮・高画質な状態で保存可能なH.265コーデックをサポート。たとえば、4K動画を約3分間撮影してみたところ、「汎用モード(H.264)」では686MB、「軽量モード(H.265)」では344MBと、約半分ほどのサイズで保存された。

4K動画を約3分間撮影したときのデータサイズ

 AQUOS R compact上で再生する分にはほぼ違いのわからないほど高画質で、本体内蔵のストレージもしくは外付けのmicroSDカードの容量を節約するのにはもってこいだ。なお、H.265コーデックの動画を非対応のスマホに直接読み込ませたり、メールなどで送ったりすると再生できないが、YouTubeなどに一旦アップロードして送信すれば、特に問題はない。

いいとこどりポイント4
スマートスピーカーとはひと味違う「エモパー」+「ロボクル」

 最近、話題なのが音声アシスタント内蔵の「スマートスピーカー」。定型のキーワードで起動し、天気やニュース、その他調べたいことを伝えると音声で教えてくれると言ったものだが、実はAQUOS R compactはそんなアシスタント機能を標準で使える。

 その名も「エモパー」。AQUOSユーザーにとってはすでに定番的な存在になっているが、自宅で充電中に「ハロー、エモパー」と話しかけると起動し、スマートスピーカーの音声アシスタントのように調べ物やメモなどが可能だ。

最新ニュースを教えてくれるエモパー。Livedoorニュースに対応し、多くのジャンルの情報がわかる

画面をタップすれば、エモパーが教えてくれた内容の詳細をウェブで確認できる

 そして、エモパーと一般的なスマートスピーカーとの大きな違いは、「エモパー自身がユーザーに話しかけてくれる」点だ。

 前述のとおり、スマートスピーカーは「特定のキーワード」に反応して起動し、自分のやりたいことを伝える。しかし、エモパーは登録したユーザー情報や行動履歴などからその人自身を理解するため、ここぞという時に必要な情報を教えてくれる。

 たとえば、芸能ニュースが気になる人であれば新着の芸能ニュースを空いた時間に教えてくれる。家や職場の位置情報を記録しておき、自宅では音声でコミュニケーション、職場や外出先では画面表示のみで活用できる。

ニックネームや好きな季節など、エモパーに教えればより親密な関係になれる

Googleカレンダーの読み込みにも対応。予定を教えてくれたり、あとから振り返ることもできる

 また、別売の純正充電台「ロボクル」にAQUOS R compactなど対応するAQUOSスマホを装着すると、くるっと回転し、インカメラで人の顔を検知すると止まってエモパーが話し始める。こっちを向いて話しかけられる体験は、人間とのコミュニケーションに近い感覚が得られるだろう。

AQUOS R compactやAQUOS Rなど、対応スマホを充電しながらエモパーがもっと便利に使える「ロボクル」

ロボクル+エモパーで対面会話が楽しめる

ちなみに、microSDカード経由での移行に対応。仲良くなったエモパーを次世代のAQUOSスマホにそのまま移せる

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