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洗練された機能とデザインが魅力! 進化が実感できる「Z370 GAMING PRO CARBON」

2017年12月06日 18時00分更新

文● 鈴木雅暢 編集●ジサトラショータ

提供: ASK

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ひと味違うオンボードサウンド、その他基本機能も充実

オンボードサウンド機能「Audio Boost 4」」は、コーデックに「ALC1220」を採用。オーディオコンデンサやヘッドフォンアンプの搭載などにより高音質化を図っている。

 オンボードサウンド「Audio Boost 4」は、Realtekの最上位コーデック「ALC1220」を搭載。日本ケミコン製のオーディオグレードコンデンサの実装、インピーダンス自動検知機能付きヘッドフォンアンプの装備に加え、ポップノイズ防止回路の搭載、アナログ処理部分の基板分離、左右チャンネルのレイヤー分離などを行い、さらにリアパネルのオーディオジャックコネクターには金メッキを施すなど、あらゆる方法で低ノイズ化、高音質化を図っている。

音響ソフトウェア「Nahimic 2+」を導入。バーチャルサラウンド、高音低音強調や声の明瞭化などさまざまな技術を駆使し、映画、音楽、ゲームの種類に応じた最適なサウンドを楽しめる。

ゲーム内で発生したサウンドを視覚化する「Sound Tracker」機能も利用できる。

 音響ソフトウェアとしては「Nahimic 2+」を導入している。バーチャルサラウンド、高音低音強調や声の明瞭化などさまざまな技術を駆使し、映画、音楽、ゲームの種類に応じた最適なサウンドを楽しめるほか、ゲーム内で発生したサウンドを視覚化する「Sound Tracker」機能なども利用できる。

リアパネルのオーディオ端子は金メッキ仕様。有線LANポートはサージ静電気対策として電源サージ耐性を15KVまで高めた「LAN PROTECT」仕様。赤色LEDで鮮やかに光る。

リアパネルにはType-C、Type-A両方のUSB 3.1 Gen.2対応ポートも搭載する。

 有線LANコントローラは、信頼性、性能ともに定評のあるIntel製(I219-V)。自動的にPCゲームの帯域を優先したり、アプリケーションごとに優先度をカスタマイズできる帯域管理ツール「GAMING LAN Manager」も付属する。なお、静電気対策として電源サージ耐性を15KVまで高めているとのこと。

 リアパネルには、Type-C、Type-A両方のUSB 3.1 Gen.2対応ポートを搭載。USBコントローラには、高性能で定評のあるASMedia最新の「ASM3142」を採用。最新世代の定番装備を踏襲している。

ベンチマークテストで最新構成の魅力を確認

 ここでは性能テストとして、Core i7-8700Kを搭載した構成と、2013年のハイエンドであるCore i7-4770Kを搭載したシステムで定番ベンチマークのPCMark 10、3DMark/FireStrike、VRMark/Cyan Roomを実行し、性能を比較した。

テスト環境
CPUCore i7-8700KCore i7-4770K
マザーボードMSI Z370 GAMING PRO CARBONASUSTeK Z97I-PLUS
メモリーCorsair VENGEANCE RGB(PC4-24000 DDR4 SDRAM 8GB×2)PC3-12800 DDR3 SDRAM 8GB×2
グラフィックスMSI GeForce GTX1050 Ti 4G OCASUSTeK GTX950-OC-2GD5
システムストレージSamsung 960 EVO(500GB)SanDisk Ultra II SSD(960GB)
OSMicrosoft Windows 10 Pro(1709)

 環境が異なるため厳密な比較はできないが、CPU性能の違い、そしてチップセットの進化によるインターフェイスの違いなどによって、性能面で大きく進歩していることが確認できるだろう。

PCMark 10のスコア(Core i7-8700K+Z370 GAMING PRO CARBON)

PCMark 10のスコア(Core i7-4770K環境)

3DMark/FireStrikeのスコア(Core i7-8700K+Z370 GAMING PRO CARBON)

3DMark/FireStrikeのスコア(Core i7-4770K環境)

最新スタイルの自作が楽しめるミドルレンジ

 Z370 GAMING PRO CARBONは、細かい配慮までなされた安心感の高い基本設計をベースに、デュアルM.2ソケットやUSB 3.1 Gen.2対応Type-Cポートなど最新製品ならではの先進機能、M.2ヒートシンクなど独自装備を加え、最新世代のパーツの性能をフルに引き出せる環境を整えている。加えて洗練されたビジュアル、RGB LED演出も魅力的だ。2018年が迫りつつある今、最新自作PCの魅力をたっぷり楽しめるミドルレンジマザーボードに仕上がっているといえるだろう。

「Z370 GAMING PRO CARBON」のスペック表
フォームファクターATX
チップセットIntel Z370 Express
メモリーDDR4-4000+(OC)対応×4
拡張スロットPCI Express (Gen3) x16×2(x16、x8/x8で動作)、PCI Express (Gen3) x4(x16形状)×1、PCI Express (Gen3) x1×3
ストレージM.2×1(PCI Express Gen3 x4/Serial ATA 6Gb/s)、M.2×1 (PCI Express Gen3 x4)、SATA 6Gb/s×6
インターフェースUSB 3.1 Gen.2(Type-C)×1、USB 3.1 Gen.2(Type-A)×1、USB 3.1 Gen.1×8(背面4、ヘッダピン4)、USB 2.0×6(背面2、ヘッダピン4)、DisplayPort ×1、HDMI×1、PS/2×1
ネットワーク有線LAN(Intel I219-V)
サウンド7.1ch HD Audio(Realtek ALC1220、Audio Boost 4)

●関連サイト

(提供:ASK)

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