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これはオヤジほいほい、ドスパラ中古PC担当者と語る、懐かしのパーツ座談会

2017年11月06日 18時00分更新

文● 聞き手●きゅう 編集●ASCII

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── HDDもメーカーたくさんありましたからね。

CP341

クマさん 僕はSamsungが好きでしたよ。あとはConnerとかありましたね。

すーさん Conner!

フジヤン 中古屋やってても、さすがにConnerは出ないな~。

── メーカーで言うといまはSagate、Western Digitalに統合されてしまった。いろんなブランドを吸収した結果です。Quantum、Maxtor、IBM……。

すーさん IBM、DTLA! あれ熱くなるんだよね。

フジヤン Barracudaも人気だったな。高速回転で速いけど、うるさい。

すーさん SCSIだと、SeagateのCheetahやQuantumのAtlas。ちなみにSCSIはCD-Rが出たばかりの頃にも重宝されましたよね。IDEに比べてCD-Rの焼きミスが出やすいということで。

まっちゃん ところでさ、未来の話なくていいの?

フジヤン われわれが扱っているのは中古だしね。

── じゃあいまの人向けに。10年縛りでまだ現役のパーツと言えば?

すーさん Core 2 Duoならいける。E6600とかいまでも十分現役じゃないですかね。クアッドコアだったら余裕でしょう。Pentium 4だとどうかなって思うけど、3.6GHzとか3.4GHzならギリギリOS入れて動かせるかもしれないな、なんて思います。

まっちゃん Pentium 4とCore 2じゃだいぶ違うんじゃないの……。

すーさん そうなんだけど、感覚としてはPentium IIIからPentium 4に変わるタイミングでショップに来たから、あのときのインパクトが残ってるんだよね。クロック高ければいけるんじゃねっていうイメージ。

フジヤン ストレージ系ならIDEのHDDもまだいけるんじゃないかな。ただしIDE RAID必須。ストレージが速くなってインターフェイスがネックになって来たころの話。Rapter RAIDとかね、流行りましたよね。

── あるとき自作で流行しましたよね。

まっちゃん いまSSDをRAIDしても体感差はそこまでないから、ミラーリングとストライピングでRAID 1+0とかデータの冗長化のために使う感じですよね。でも純粋に速度を追究する目的でRAIDを選んでいた時期ありましたよね。

フジヤン オンボードで装備したタイミングですよね。マザーボードを選ぶ際には気にしていました。ICHの「R」のありなしとかね。

まっちゃん そうそう。P45だから、ICHにRついてるはず……ついてね~!! なんてね。

フジヤン 基本速度追究のためのストライピングでしたね。

すーさん 速度追究する際に、ソフトとハードどっちを選択するかも課題でしたよね。RAIDカードを買う際に、ソフトウェア制御の安いのじゃなくて、Adaptecとかハードウェア制御の高いやつにするとかね。

── パーツというとCPUとかGPUの話になりがちですが、I/O系に話が行くあたりはやっぱりショップ店員さんですよね。

クマさん アナログとデジタルを変換する部分に萌える。

フジヤン オンボードに機能があってもより高い性能を求めるために拡張カードを差すというマインドがね。ネットワークカードなんかもそう。カニさん(Realtek)じゃなくてインテル……みたいな信仰がね。

クマさん でもこの業界の人がカニっていったら、すぐイメージできるから、カニのマークは大成功だよね。

フジヤン 最近は安いマザーボードにもインテルが乗っているケースが増えてますけどね。

クマさん とにかく我々みたいな人種は、有象無象の──いやバリエーション豊富なといったほうがいいかな──パーツが好きな人は、動かすまでの過程が楽しいんですよね。

まっちゃん つまりあれか。ここ最近の自作市場にももっと選ぶ楽しみを期待したいってことですね。それを与えることで盛り上がっていくと思います。

フジヤン 違いをもっと際立たせてほしい。

まっちゃん ここがこう違うから、こっちを選ぶみたいなね。そういう意味での情報発信が求められてますね。

──お話しは尽きませんが、このへんで終わりましょうか。ありがとうございます。ほかに声の出るBIOSとか、FDDとかAdaptec話とか盛り上がりましたが、続きはDospara Expressのほうで!

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