ASRock「X299 OC Formula」
世界記録を狙うなら! OC向けマザー、ASRock「X299 OC Formula」デビュー!
オーバークロック向けに強化されたX299チップセット搭載のLGA 2066対応マザーボード「X299 OC Formula」がASRockから発売された。著名なオーバークロッカーであるNick Shihが設計を手掛けるモデルで、基板には同氏のサインもデザインされる。
ASRockのオーバークロック向けマザーボード「OC Formula」シリーズに最新モデルが登場。Core Xシリーズに対応するハイエンドモデルで、電源周りは13(CPU)+2(メモリ)フェーズのデジタル電源回路や12Kブラックコンデンサーを搭載。大型のXXLアルミニウム合金製ヒートシンクとヒートパイプ設計により、ハイエアフロー状態で最大450WまでのCPUをサポートするという。
そのほか、PCIe周波数オーバークロッキングに対応する「Hyper BCLK Engine III」を搭載するほか、Dr.MOS、電源や拡張スロット・端子に15μゴールドコンタクトを採用。OC向け機能として基板上には再試行/リセット/BFGボタンを実装。PCIeスロットのオン/オフスイッチ、CPUレシオやBCLK周波数、CPU Vcore電圧を手動で調整できるRapid OC、LN2モードスイッチも備える。
極めつけはNick Shihが手掛けたOCプロファイル「Nick Shih’s OC Profile」だ。レベル毎に複数のプリセットが用意されおり、ユーザーはプロがチューニングしたOCを手軽に楽しむことができる。なお、HWBOT.orgではオーバークロック世界記録を掲載しているが、「ASRock X299 OC Formula」ベースの構成が大多数を占めている。
主なスペックを確認しておくと、拡張スロットがPCI Express(3.0) x16×5(動作モードは搭載CPUにより異なる)、PCI Express(3.0) x4×1、PCI Express(2.0) x1×1。メモリーは、DDR4 DIMM×4(DDR4-4133(OC)/4000(OC)/3866(OC)/3800(OC)/3733(OC)/3600(OC)/3200(OC)/2933(OC)/2800(OC)/2666/2400/2133、最大64GBという構成。
オンボードインターフェースとして、デュアルギガビットLAN(intel I218V+I211AT)やサウンド(Purity Sound 4)、M.2×2、SATA3.0×8、USB 3.1×3(Type-A+Type-C)、USB 3.0×6、USB 2.0×6などを搭載する。
価格は5万7780円。パソコンショップアークやドスパラ パーツ館、ツクモパソコン本店、ツクモDOS/Vパソコン館、TSUKUMO eX.で販売中だ。
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