人間と共存するアンドロイドの物語「Detroit Become Human」が面白い!
CoDやグランツーリスモなど、SIEの最新作を先行プレーしてきた
9月22日から24日まで開催中の東京ゲームショウ2017。ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)のブースでは、たくさんの試遊台が設置してあり、発売前のタイトルをプレーできる。今回は、SIEが発売予定の3タイトルを試遊してきた。
原点へ。「コール オブ デューティ ワールドウォーII」
まずは11月3日に発売予定のコール オブ デューティ最新作「コール オブ デューティ ワールドウォーII」。キャンペーンモードでは、ノルマンディー上陸作戦やパリの解放、バルジの戦いなど、第二次世界大戦における戦闘を再現。プレイヤーはアメリカ第1歩兵師団に所属する「ロナルド“レッド”ダニエルズ」として、ヨーロッパの過酷な戦場を体験することになる。
マルチモードでは、当時を代表する武器や装備を使ったハイペースな地上戦がプレーできる。第二次世界大戦を象徴する5つの「師団」に参加し、レベルアップすることで装備やスキルを拡充してくことになる。段階的に設定され戦略目標をめぐる新ゲームルール「ウォーモード」や、進化したプレーヤー同士のコミュニケーションが楽しめる新しいソーシャルスペース「ヘッドクォーター」にも要注目だ。そのほか、まさかの「ゾンビモード」も収録。いったいどんなモードなのか、気になるところだ。
SIEブースでは、12台の試遊台が用意され、マルチモードが対戦でき、戦場に配置されたフラッグを奪い合う「キャプチャーザフラッグ」などがプレー可能だった。なんといっても描写がリアルなので、緊張感が半端ない。普段FPSをプレーしているので何とか戦えたが、運悪く相手チームが強く、まったく有利に展開を進めることができなかった。結構じっくりとプレーできたが、体感時間は一瞬。発売が待ち遠しいタイトルの1つだ。
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7軸シリンダ制御ドライブシミュレータで本格レーシングを!
続いて向かったのが、本格レーシングゲーム「グランツーリスモSPORT」の体験コーナー。グランツーリスモSPORTは、4K、60fps、HDRに対応し、かつてないリアリティーの映像でレースが楽しめる。また、市販車からレーシングカー、コンセプトカーなど150台以上のクルマを収録。コースも実在するレーシングコースのほか、公道をモチーフにした首都高速などを収録。さらに、ブレーキやステアリング操作をAIまかせにできるオートドライブを搭載するほか、ドライビングアシスト機能もあるので、初心者でも楽しめる。
ブースでは、リアルな振動を感じながらレースできる7軸シリンダ制御ドライブシミュレータで体験できるほか、VRモードも体験可能だ。レーシング好きはぜひ足を運んでみてほしい。
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人間と共存するアンドロイドとしてさまざまなエピソードを体験
最後に体験したのが、新作アドベンチャー「Detroit Become Human」。舞台は2038年の人工知能やロボット工学が高度な発展を遂げたアンドロイド産業の都デトロイト。人間と同等の外見や知能を備えたアンドロイドは、社会にとって不可欠な知性を兼ね備え、社会にとって不可欠な存在となった。しかし、奇妙な個体が発見される。「変異体」と名付けられたアンドロイドたちは、自らの意思を持つかのような行動をしはじめた。プレーヤーは「カーラ」「コナー」「マーカス」という、立場も能力も異なる3体(3人)のアンドロイドの視点を通してさまざまなエピソードを体験し、その行動を自らの意思で選択していくことになる。
ブースでは、その中でも変異体操作のスペシャリスト捜査官のコナーの物語の一部が体験できる。変異体が子供を人質にとっている状態を解決すべく、物を拾ったり、アンドロイドの能力でスキャンすることで、事件解決の成功率をあげていく。また、犯人との会話などでも選択肢があり、返答によって成功率が上下する。かなりドキドキする展開に、手に汗を握りながらプレーした。
また、アンドロイドのコナーを操作していると、自分もアンドロイド側の気分になり、人間にモノとして見られている状態に苛立ちを覚える。すべての物語を通じて、この感情がどうなっていくのかも気になるところだ。近未来SFが好きな人はぜひプレーしてみてほしい。
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SIEのブースでは、同社タイトル以外の試遊台も多数設置されている。気になるタイトルがある人は、早めにブースに行って体験してみてほしい。
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