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スティックPCやアクションカム、ミニファミコンと接続してみた

NG機種なし、2万円台11.6型ディスプレーは汎用性が高い

2017年09月07日 17時00分更新

文● 宮里圭介 編集●八尋/ASCII

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上海問屋で販売中のモバイルディスプレー「DN-915070」と様々な機器を接続して表示可能か試してみた

 USB接続のディスプレーは、ケーブル1本でも接続できる手軽さが魅力だが、接続できるのがパソコンだけという制限がある。その点上海問屋で販売中のモバイルディスプレー「DN-915070」の入力は、汎用的に使えるHDMI。しかもHDCPに対応しているので、ゲーム機やHDDレコーダーなどとも接続できるハズだ。実際にどんな機器が接続できるのか、試してみよう。また、今回機器に接続するにあたって、miniHDMI(オス)-HDMI(メス)の変換アダプターを使用する場合が多かった。DN-915070に変換アダプターは付属していないので、いろいろな機器と接続したいという人は、別途変換アダプターを用意した方がいいだろう。

パソコンはパソコンでもスティックPCはどう?

 軽量で持ち運びがしやすく、USBのバスパワーで動作するモバイルディスプレーとなれば、ノートPCのセカンドディスプレーとして活用するのが普通の使い方だ。しかし、これをあえてメインのディスプレーとして使うのはどうだろう。とはいえ、ディスプレーに対して本体が大きすぎては意味がない。そこで、スティックPC「Diginnos Stick DG-STK4D」と組み合わせて使えないかを試してみた。

スティックPCのHDMI出力をアダプターでケーブルに接続。ディスプレーの電源をスティックPCのUSBから取ってみたが、問題なく表示された

 結果は観ての通り良好で、いうならば大きなタブレットのよう。しかも輝度を落とした状態でなら、スティックPCのUSBからの給電でディスプレーもしっかりと動作してくれた。とはいえ、数少ないスティックPCのUSBをディスプレーの電源のために消費するのはもったいない。2口以上で出力の大きなUSB ACアダプターを使い、スティックPCとディスプレー、両方の電源として使うほうが賢いだろう。

激安アクションカムとの組み合わせはどうか?

 コンパクトながらフルHDやスロー動画撮影も可能なアクションカム。付属の防水ケースを使えば、汚れや水も気にせず使えるため、とくにスポーツやレジャーでの撮影で活躍してくれるカメラだ。メジャーで画質が高いものは高価だが、画質や機能を妥協すれば5000円を切る激安価格で売られている製品も数多い。そんなアクションカムで表示できるか試してみた。

ノーブランドの激安アクションカムのHDMI出力も問題なく表示。もちろんフルHDで表示できた

 こちらも問題なく表示が可能だった。なお、アクションカムは2種類試してみたが、1920×1080、60Hzだけでなく、1280×720、50Hzとやや特殊な機種も問題なく表示できた。アクションカムは小型なのが魅力だが、画面を確認しながら撮影したい場合は細部までわかる大きな画面のほうが有利。失敗できない撮影シーンであれば、とくに活躍してくれそうだ。

デジカメと接続するとどうなるか?

 デジタル一眼カメラやミラーレスカメラは、キレイな写真が撮れるものの内蔵ディスプレーが小さく、撮影直後の確認がしづらいのが難点。拡大表示を駆使すればできなくもないが、今度は操作が面倒なのが問題となる。かといって、毎回パソコンなどへ転送して確認するのも大変だ。こんなとき、外部ディスプレーがあれば撮影した横からすぐに確認できるので便利になる。

意外と見落とされがちだが、デジカメもHDMIを搭載していることが多い。もちろん、問題なく表示できた

 デジカメとの接続でもしっかりと表示可能だった。しかもフルHD表示となるため、細部までひと目で確認できるようになるのがうれしい。ただし、液晶側に色味のクセが若干あるため、大まかな確認なら問題ないが、正確な色の確認に使うのは難しい。構図やピントなどの確認に使うなら、そのままで十分だ。ちなみにコンデジでも、HDMI出力のあるカメラなら接続できる。

ゲーム機は使える?

 最後に試すのは、たぶん最も利用する人が多いだろうと思われるゲーム機などの家電関係だ。ゲーム機はテレビを占有してしまうため、ゲーム中はほかの人がテレビを使えなくなるのが問題点。また、外出先にまでテレビを持ち出せないため、例えコンパクトなゲーム機を持っていても、遊びに行った先でプレーできない。こういったテレビが使えないシーンでも、DN-915070さえあればゲームができるようになる。

 今回は、ゲーム機として「PlayStation 4」と「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」(ミニファミコン)を試してみたが、どちらも問題なく表示できた。とくにミニファミコンは本体もUSB電源やモバイルバッテリーで動くため、「DN-915070」と組み合わせれば携帯ゲーム機のように楽しめる。長時間の車移動などでも活躍してくれるだろう。

据え置き型ゲーム機の代表ともいえる「PlayStation 4」でも、問題なく表示できた。PS4本体より小さい液晶との組み合わせは、なんだか新鮮だ

懐かしの名作ゲームが30タイトル収録された「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」。本体がコンパクトだけに、小さめのモバイルディスプレーがピッタリ。もちろん、表示も問題ない

 ちなみにミニファミコンの映像出力は最大で720p。拡大表示ができないフルHD液晶では中央に小さく表示されてしまうが、「DN-915070」は画面いっぱいまで拡大表示してくれるため、問題なくプレーできる。

試してみた限りNG機器はナシ! 汎用的に使えるのが最大の魅力

 同じHDMIでも解像度によって映りがおかしかったり、そもそも表示されないといったトラブルは意外と多い。しかし、DN-915070は激安アクションカムなどの怪しめの機器でもしっかりと表示でき、試した限り映らない製品は皆無だった。もちろん世の中には映らない組み合わせもあるだろうが、ここまで幅広い機器で問題なく表示できているだけに、その確率は低そう。パソコンはもちろん、ゲーム機やデジカメまで、多くの機器で使いたいと考えているなら、選択肢の1つに加えておきたい製品だ。

試用機の主なスペック
機種名 DN-915070
ディスプレーサイズ 11.6型
ディスプレータイプ IPS方式、ノングレア
解像度 1920×1080ドット
アスペクト比 16:9
コントラスト比 800:1
表示色 1677万色
視野角(上下/左右) 187度/187度
輝度 300cd/m2
応答速度 14/11ms
インターフェース miniHDMI端子×2、microUSB端子、ヘッドフォン出力端子
対応動画フォーマット MKV、MP4、AVI、MPG
対応動画コーデック H.264
電源 USBバスパワー
サイズ およそ幅177.5×奥行281×高さ13mm/約586g
価格 2万4999円

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