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IFA 2017レポート

レノボの新スマホ「moto X4」や2 in 1タブ「Yoga 920」をじっくり触った

文●平澤寿康  編集●ASCII編集部

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Yogaシリーズの完成形とも言っていいほど
完成度が高い「Yoga 920」

 続いて、2in1 PC新モデルの「Yoga 920」。液晶が360度開閉する、いわゆるYogaタイプの2in1 PC最新モデルで、とにかく完成度が非常に高いというのが率直な感想だった。メタルボディーと背面ヒンジの「ウォッチバンドヒンジ」などデザインは従来モデルとほぼ同じで、それほど大きく変わっていないように見える。ただ、液晶のスムーズな開閉具合や任意の場所でぐらつき無く液晶を保持できる点などは、さすがのひと言。また、Thunderbolt3を2ポート備え、さらに標準のUSB 3.0ポートも備えているので、利便性も十分に優れている。

第8世代Coreプロセッサー採用のYogaシリーズ最新モデル「Yoga 920」

ディスプレーは13.9型IPS液晶で、フルHD表示または4K表示に対応。フレーム幅が狭められているため、13型ノートPC相当のサイズとなっている

天板。アルミボディーで質感はかなり優れる

正面

 CPUには、最新の第8世代Coreプロセッサーを採用。メモリーは最大16GB、内蔵ストレージも最大1TBのSSDと申し分ない。ディスプレーは13.9型IPS液晶と大きいが、ベセルが狭められているためボディーサイズは13.3型ディスプレー搭載モデル相当。ディスプレーの表示解像度はフルHD(1920×1080ドット)に加えて4K(3840×2160ドット)も用意。また、4096段階の筆圧検知に対応しているオプションのスタイラスペン「Lenovo Active Pen 2」も利用可能だ。

 その他、バッテリー駆動時間がフルHD液晶時で15.5時間、4K液晶時で10.8時間と、十分な長さが確保されている点もうれしい。ただし、重量は1.37kgと、モバイル用途としてはやや重い点は気になった。

左側面

左側面にはThunderbolt3ポートを2ポート用意

背面。おなじみのウォッチバンドヒンジを採用

右側面。標準サイズのUSB 3.0ポートを備える

 ところで、発表会場では公募で選ばれた天板デザインを採用するモデルが展示されていた。展示作品は複数あったが、優勝作品は実際に「Yoga 920 Vibes」として販売される。

 そして、もうひとつ忘れてはならないのが、「StarWars Special Edition」と呼ばれる特別モデルが用意される点。天板に反乱同盟(Rebel Alliance)のロゴをプリントしたモデルと、天板に銀河帝国(Galactic Empire)のロゴをプリントしたモデルの2種類が用意される。天板はYoga 920 Vibes同様にガラスが採用され、より高級感が高められている。また、壁紙もそれぞれ専用のものが用意されるなど、スター・ウォーズファンにはたまらないものとなっている。その他の製品の仕様はYoga 920と同じだ。

キーボードはアイソレーションタイプ。右パームレストには指紋認証センサーを搭載

晶は360度スムーズに開閉し、4パターンの形状で利用可能。液晶のぐらつきもほとんどなく、非常に快適だ

重量は1.37kgとやや重い

4096段階の筆圧検知対応のスタイラスペン「Lenovo Active Pen 2」も利用可能

 なお、moto X4、Yoga 920ともに日本でも発売を予定しているそうだが、発売時期や価格は現時点では未定だ。

公募で優勝した天板デザインを採用する「Yoga 920 Vibes」。天板に特別デザインを採用するとともに、ガラスを採用している

Yoga 920にはスター・ウォーズスペシャルエディションも用意される

天板に反乱同盟(Rebel Alliance)のロゴをプリントした「StarWars Special Edition Yoga 920 Rebel Alliance」

こちらは、天板に銀河帝国(Galactic Empire)のロゴをプリントした「StarWars Special Edition Yoga 920 Galactic Empire」

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