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これでわかった! スマホ撮影の極意 第1回

iPhone撮影で確実に手ぶれを防ぐ方法と持ち方

2017年05月21日 10時00分更新

文● 林 佑樹(@necamax) 編集●南田ゴウ

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ふだんはサッとこなしがちなスマホ撮影も、ちょっとの手間やコツで見違えるような仕上がりに! ライター・カメラマンさんの林 佑樹さんが、スマホ撮影の基本からコツ、便利な小技までご紹介します。

iPhoneで撮影する際はイン/アウトカメラとも
脇を締めて“バーストモード”を使うのがコツ

 iPhone SEを除き、iPhone 6s Plus以降には光学式手ブレ補正機能が搭載されているが、だからといってテキトーにiPhoneを持っていてはブレるし、暗いところでは手ぶれ率は高めだ。手ぶれが起きるパターンのおもな原因は以下の通りだ。

・iPhoneを片手で持っている
・iPhoneを構える際に脇が空いている
・シャッターボタンのタップが力強すぎる

 撮影時の土台は人体になるので、そこが疎かだと手ぶれ発生率は必然的に上昇してしまう。特に自撮りの際には片手持ちになり、かつアグレッシブな恰好になりがち。加えてインカメラは手ブレ補正に対応していない。

自撮りの際にiPhoneを遠ざけて広めに撮ろうとすると、手ぶれが起きがち

 iPhoneのアウトカメラで撮影する場合は脇を締めて、iPhoneを両手で持ち、軽く挟むように力を入れるだけで、暗い場所でも手ブレは起きにくくなる。次に自撮りの場合は、片手になるため、ボリュームボタンか、シャッターボタン長押しでバーストモードを使うのが無難。ボリュームボタンはプラスでもマイナスでもいいので、押しやすいほうを使おう。

 ちなみに、ヘッドフォンにボリュームボタンがあれば同じようにシャッターボタンとして使える。パーティーショットの場合は、さらに不安定になってしまう。画面に触れないようにしてiPhoneを鷲づかみしつつ、持ち手の指でシャッターボタンを押すといいのだが、画面の一部が見えにくいため、こちらもバーストモードを使うのがオススメだ。


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著者紹介:林 佑樹

 ライター・カメラマン。ライター方面は、PCやスマホ、ゲーム、ソフトウェアなどを得意としつつ、液浸冷却も嗜む。カメラマンとしては、研究施設の撮影が大好きで、業務ではポートレートやTV番組のスチルなどが多い。
 使用機材はソニー「α7R II」。使用率が高いのはiPhoneのアウトカメラ。年2回、研究施設を撮影した写真集をコミケで領布している。https://www.melonbooks.co.jp/detail/detail.php?product_id=203024

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