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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」第250回

面倒な作業とおさらば! Wi-Fi非対応カメラでもWi-Fiで写真を飛ばして即確認するワザ

2017年05月13日 12時00分更新

文● 柳谷智宣

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 デジカメで撮影したあと背面の液晶で写真を確認するとき、老眼のせいか細かなところがわからなくなってきた。しかし、PCの大画面で確認するために、いちいちカメラやSDカードを取り外すのも面倒。そんなときは、Wi-Fi搭載のSDカードが便利だ。

 今回は東芝の「FlashAir」を活用し、Wi-Fi非対応カメラでもWi-Fiで写真を飛ばして即確認するワザを紹介する。

「FlashAir」を使えば、カメラやSDカードを外さなくても写真を確認できる

無線LAN機能を搭載したSDメモリーカードを使う

 Wi-Fi搭載SDカードとしては「Eyefi」が有名だったが、2016年に事業譲渡しており、アイファイジャパンも解散。旧製品のサポートも販売も終了している。今は東芝の「Flash Air」がWi-Fi搭載SDカードの定番となっており、3世代目の「W-03」が発売中だ。容量は8GB/16GB/32GBから選べる。

 カメラの記録メディアとして装着するだけで、スマホやPCとWi-Fiで通信し、写真を転送できるのがウリ。撮影してすぐに写真を確認したり共有したりでき、カメラやSDカードを取り外す手間がない。iOSとAndroidに加え、WindowsとMac用のアプリも用意されており、活用シーンは広い。

 サイズはもちろんSDカードと同じで、重さは2g、SDスピードクラス10に対応している。Wi-Fi機能はIEEE802.11b/g/nで周波数帯は2.4GHz/20MHz。実売価格は8GBが3200円(税込)、16GBが4500円(税込)、32GBが6300円(税込)前後となっている。

 まずは、スマホで利用してみよう。アプリをインストールしたら、Wi-Fiの設定画面で「Flash Air」に接続する。初期パスワードは「12345678」だ。あとはアプリを起動すれば、「Flash Air」内に保存されている写真が表示される。閲覧だけでなく、共有も可能だ。

Wi-Fi機能付きSDカード
「FlashAir」

FlashAir

作者:TOSHIBA Corp. SDS Co.
価格:無料


第3世代の「Flash Air」。容量は3ラインナップ
「Flash Air」に加えてSDカードケースが同梱されているデジカメに装着して電源を入れる
スマホのWi-Fiを「Flash Air」に切り替える。初期パスワードは「12345678」アプリを起動してチュートリアルを見たら、写真へのアクセスを許可する
「Flash Air」に撮影した写真が表示される写真をスマホにダウンロードできる

Windows 10のエクスプローラで開けるようにする

 スマホだとやはり画面が小さいので、PCの画面で見たいところ。そんな時は、東芝のウェブサイト(こちら)から「FlashAir設定ソフトウェア」をダウンロードしよう。対応OSのうち、Windows 10は「Version 1607」と明記してあるが、大丈夫だろうとCreators Updateを導入した「Version 1703」にインストールしようとした。するとマルウェアとして判別されて、勝手に削除されてしまったのだ。今回は、Windows Defenderを切って強引にインストールしたが、マイクロソフトもしくは東芝側のなるはやの対応を期待したいところ。

 設定ソフトを起動したら「Flash Airドライブ設定」をクリックし、SSIDやパスワードを設定すれば完了。デスクトップにネットワークドライブが作成され、エクスプローラーで「Flash Air」にアクセスできるようになる。

 撮影直後の写真を更新ボタンを押すだけで表示できるのはとても便利。ピントがどこに合っているのかをその場で確認できるので、駄目ならすぐに撮り直しができる。SDカードを取り出す必要もないので、カメラを動かさずに済むのもありがたい。もちろん、PCのストレージにコピーするのも簡単だ。ただし、大量の高画質写真は転送に時間がかかる。「Flash Air」のWi-Fi接続速度がそれほど速くないためだ。

 設定アプリはMac用も用意されているのだが、「macOS 10.12(Sierra)」ではこのFlashAirドライブ機能が動作しない不具合が確認されている。アプリの対応を待とう。

設定アプリをダウンロードする。Windows 10の最新環境ではエラーになってしまう設定アプリを起動して、「Flash Airドライブ設定」をクリック
「Flash Airドライブ設定」をONにするSSIDとパスワードを設定する。パスワードは自分しかわからない文字列にすること
「Flash Air」のドライブを右クリックして「取り出し」をクリックして、取り外すカメラに装着して撮影。その後ネットワークドライブを開くと、「Flash Air」にアクセスできる
PCのストレージに写真をコピーできるが、転送速度はそれほど速くない

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