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T教授の「戦略的衝動買い」 第425回

レンジでチンすると書いたものが全部消える! 「ROCKET BOOK WAVE」ノートを衝動買い

2017年04月12日 12時00分更新

文● T教授、撮影● T教授

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500Wでだいたい3~4分で文字が消える

 続いて、このWAVEノートの最大の特徴であり、読者諸兄が最も興味を抱いているであろう“電子レンジでチン”で使用済みノートが再利用可のとなる実際のプロセスを、付属の日本語解説書を見ながら行ってみた。

 前段の話になってしまうが、結果から言えば、付属の日本語解説書よりも米国のオリジナルパッケージに記載の英語版解説を読んだほうがやるべきことを正しく理解できる。輸入商品の場合にはよくあることだが、平易な英語なのでほとんど問題ないと思われる。

今回は実際にこのように1ページ目を飛ばして、2ページ目から6ページ目まで、5ページを付属のフリクションボールと別途買ったマーカーなどを使って筆記してみた

今回は実際にこのように1ページ目を飛ばして、2ページ目から6ページ目まで、5ページを付属のフリクションボールと別途買ったマーカーなどを使って筆記してみた

3ページから4ぺージ

3ページから4ぺージ

5ページから6ぺージ

5ページから6ぺージ

 本来ならWAVEノート一冊を全部書き終えたタイミングでやるべきだが、WAVEノートの80ページ全部に記述してから電子レンジでチンの工程を行なうとすれば、いったいいつになるかわからないので、少しもったいないが、今回は5ページを書き込んだ段階で行なうこととした。

日本語解説書を読んでいて「電子レンジが回転するもの」……というのを思い出した。最近の電子レンジは回転しないモノも多いので気にしなくてもいい

日本語解説書を読んでいて「電子レンジが回転するもの」……というのを思い出した。最近の電子レンジは回転しないモノも多いので気にしなくてもいい

この表紙の青い輪は単なるデザインだけではなかった。WAVE文字の上にあるロケットアイコンにもきちんとした役目があった

この表紙の青い輪は単なるデザインだけではなかった。WAVE文字の上にあるロケットアイコンにもきちんとした役目があった

 WAVEノートの表紙と裏表紙にはいくつかの細い青線で書き込まれた丸が複数個重なっている箇所がある。また、そのすぐそばには「WAVE」と書かれた文字のすぐ側の小さな丸の中にROCKET BOOKのシンボルアイコンが印刷されたマークが付いている。

マグカップに水を入れて、電子レンジの内部に置いたWAVEノートの上に置くようだ

マグカップに水を入れて、電子レンジの内部に置いたWAVEノートの上に置くようだ

こういう状態で電子レンジのドアを閉めてチンする

こういう状態で電子レンジのドアを閉めてチンする

 マニュアルによれば、電子レンジでチンするときには、WAVEノートだけではなく、マグカップのようなモノに水を入れて、電子レンジ内部に置いたWAVEノートの中央にある複数の輪の中央にマグカップを置いてから、適度なワット数で、適度な時間、温めるという曖昧な指示になっている。

 そして時々は電子レンジのフタを開けて、先程のシンボルアイコンを見て、中央のロケットマークが消えていないかをチェックするらしい。ロケットマークは熱で一時的に消失するフリクションと類似した素材で描かれているらしく、その変化がWAVEノート内部の消去にある程度比例するようだ。

電子レンジは500Wで設定

電子レンジは500Wで設定

温める時間は1分でやってみた

温める時間は1分でやってみた

基本的にはマグカップの中の水が熱くなり、周囲の空気も熱くなって、WAVEノートの各ページにフリクションボールで描かれた筆跡を摩擦熱と同様の熱で消去する

基本的にはマグカップの中の水が熱くなり、周囲の空気も熱くなって、WAVEノートの各ページにフリクションボールで描かれた筆跡を摩擦熱と同様の熱で消去する

 まず筆者は自宅の電子レンジを“500Wで1分”という設定にして、チンを繰り返す。その都度、WAVEノートを取り出して、内部の筆記跡の消失具合をチェックしてみた。その変化を毎回5ページ全部撮影したので、変化がわかってなかなか面白い。

1回目の“チン”の結果

最初の1分間で取り出したWAVEノートの各ページはこんな感じだった。中央部分を中心に消えているが、ばらつきもあってまだまだ温める時間が短い感じだ

最初の1分間で取り出したWAVEノートの各ページはこんな感じだった。中央部分を中心に消えているが、ばらつきもあってまだまだ温める時間が短い感じだ

3ページから4ページ目

3ページから4ページ目

5ページから6ページ目

5ページから6ページ目

2回目の“チン”の結果

2度目の1分間の温め後のWAVEノートの各ページの状況。大分消えてきているが周辺部分はまだ筆記跡が目立つ

2度目の1分間の温め後のWAVEノートの各ページの状況。大分消えてきているが周辺部分はまだ筆記跡が目立つ

3ページから4ページ目

3ページから4ページ目

5ページから6ページ目

5ページから6ページ目

表紙のロケットアイコンの中にあったロケットのマークが消えている……この状況をキープすればうまくいきそうだ

表紙のロケットアイコンの中にあったロケットのマークが消えている……この状況をキープすればうまくいきそうだ

3回目の“チン”の結果

3度めの1分間の温めの後のWAVEノートの各ページの状況。1分ごとに取り出して写真撮影をやっているので、ノート面が冷却されてしまう。連続で温めるのとはだいぶ違う状況だ

3度めの1分間の温めの後のWAVEノートの各ページの状況。1分ごとに取り出して写真撮影をやっているので、ノート面が冷却されてしまう。連続で温めるのとはだいぶ違う状況だ

3ページから4ページ目

3ページから4ページ目

5ページから6ページ目。周辺にわずかに消去できていない部分が後ろのページに多いようだ。前ページに書き込んだ場合は、WAVEノートを電子レンジの中で裏表紙が上になるようにひっくり返して同様の処理が必要だとわかる

4回目の“チン”の結果

ダメ押しで4回目として500Wで2分間温めてみた結果。パッと見、ほぼ100%の筆記跡が消失した感じだ。かなりWAVEノートの各ページが熱で湾曲してきた。元通りフラットになるか心配だ

ダメ押しで4回目として500Wで2分間温めてみた結果。パッと見、ほぼ100%の筆記跡が消失した感じだ。かなりWAVEノートの各ページが熱で湾曲してきた。元通りフラットになるか心配だ

3ページから4ページ目

3ページから4ページ目

5ページから6ページ目

5ページから6ページ目

 最終的に500Wは変えず、合計4回のヒートアップを行なってみた。最初の3回は毎回ヒートアップ時間は1分、最後の4回目だけは2分のヒートアップを試みた。

 最終的に、あえて合計時間を出すなら、500Wで5分、ということになるが、今回は1分ごとに多少の冷却時間があったと思われるので、実際のところは500Wの熱量で3~4分で消去できたかも……という印象だ。

かなり厚めのWAVEノートの表紙も熱で湾曲した

かなり厚めのWAVEノートの表紙も熱で湾曲した

控えとして描いておいたクラウドサービスとアイコンとの関係メモも消えてしまった。\(^o^)/ アプリ内にはあるので大丈夫

控えとして描いておいたクラウドサービスとアイコンとの関係メモも消えてしまった。\(^o^)/ アプリ内にはあるので大丈夫

すべての筆記跡は消えたはずの各ページを細かく見てみると、やはり周辺部分や、マーカーの色がかすかに残っている。これが妥協点かどうかは個人差だろう。10回使えたというユーザーも居れば5回が限度、というユーザーもいる。これは各自の判断だろう

 結果的には、合計5分のヒートアップで、ハードカバーの表紙も内部の用紙も多少波打ってしまった。消去後、しばらくは重いものを上に載せて圧力をかけてみたが、それほどの改善は見られなかった。

 最終的には、完全に消去できなかった筆記後も数ヵ所は薄っすらと見える感じだ。個人的なクセである可能性も高いが、フリクションボールで描いたインク部分の筆跡には筆圧の凹みが多少残り、全般的にはフリクションボールのインクよりもマーカーの方が消えにくい印象となった。

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