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見られたくないデータは死んでも隠し通したい! 古田雄介の「恥よ! 墓へ!」 第15回

運用ルールも慎重に! ローカルアカウントで“秘密基地”を作る(後編)

2017年04月02日 17時00分更新

文● 古田雄介

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ほかのアカウントからアクセス不可にする

 メインマシン内に秘密基地を作るなら、前回お伝えしたローカルアカウントが手頃です。なんの準備もなくアカウント設定からサクッと作れますし、仮想マシンのように新たなOSのアカウントを必要としません。

 ただし、新規に作成した状態のままでは一切カギがかかっていません。管理者アカウントだけでなく従来のアカウントからでも、Cドライブ内のユーザーフォルダー内にあるローカルアカウントの中身にアクセスできてしまいます。

 なので、アカウント作成後は“施錠”設定が欠かせません。

 ローカルアカウントでログインした後、エクスプローラーで該当アカウントのフォルダーを指定し、セキュリティー設定でほかのアカウントからのアクセスをすべて拒否しましょう。これでほかのアカウントでログイン中にマイドキュメントやマイピクチャー、お気に入りフォルダーの中身が覗き見られたり、検索されたりすることはありません。

今週のポイント

ローカルアカウント(Windows)

 ほかのサービスや端末とつながらず、スタンドアローンで使えるアカウント。クラウド連係が当たり前の時代だからこそ、ローカルアカウントは意識的に使いたい。

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