ちゅーやんの「寝ても覚めてもゲームまみれ」 第141回
ローンチタイトルにゼルダ、ドラクエヒーローズ、ディスガイアなど
ニンテンドースイッチ、3月3日発売 価格2万9980円 予約開始は1月21日から
任天堂は1月13日、新型ビデオゲーム機「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」を、3月3日(金)に2万9980円(税別)で発売すると発表した。1月21日(土)より予約開始となる。
ニンテンドースイッチの最大の特徴は、テレビなどのディスプレーに接続する一般的な据え置き型ゲーム機でありながら、本体に液晶ディスプレーを搭載しているため持ち運んでも遊べることだ。
持ち運べるが、主なプレイ環境はやはりテレビ接続か
ニンテンドースイッチ本体は、6.2インチの静電容量方式タッチスクリーン。本体液晶は1280×720ピクセル。重さは約297g。本体を充電するためのACアダプターや「Nintendo Switch ドック」との接続にはUSB Type-Cを使用する。持ち運んで遊ぶときに消費する内蔵バッテリー容量は4310mAhで、バッテリー持続時間は約2.5~6.5時間。持続時間に差があるのは、遊ぶゲームソフトによって異なるためだ。たとえば、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」では約3時間と発表されている。ゲームデータの保存は本体保存メモリーと各種microSDを使用する。本体保存メモリーは32GB。本体にあるmicroSDカードスロットには、microSDやmicroSDHC、microSDXCメモリーカードが対応。
ニンテンドースイッチ本体をNintendo Switch ドックに置き、HDMIケーブルでテレビなどのディスプレーと接続すれば、ディスプレー上でゲームを遊べる。ディスプレー出力時は、最大1920×1080ピクセルで60fps。Nintendo Switch ドックにはUSB端子があるが、現状ではUSB2.0で動作し、今後のアップデートでUSB3.0に対応予定。
本体着脱式コントローラーである「Joy-Con(L)」と「Joy-Con(R)」は、Joy-Conグリップに装着してひとつのコントローラーとして使用、それぞれにモーションコントロール機能を搭載したJoy-Con(L)とJoy-Con(R)を別々の手に持って操作、ひとつを別のプレイヤーに渡してふたりで遊ぶ「おすそわけプレイ」、そしてふたつを本体に装着して本体画面を見ながら携帯モードで操作するなど、遊ぶ場所やゲームの内容、そして自分の好みに合わせてさまざまなプレイスタイルが可能となっている。さらに、Joy-Conには近くのモノとの距離や形状・動きを認識する「モーションIRカメラ」や、コントローラーを持った手に振動を与えて多彩な表現力を実現した「HD振動」などのシステムを搭載。コントローラー重量は、Joy-Con(L)が49g、Joy-Con(R)が52.1g。それぞれのコントローラーに加速度センサーとジャイロセンサー、Joy-Con(R)のみモーションIRカメラが内蔵されている。
周辺機器として、グリップ型の一般的なゲームコントローラー「Nintendo Switch Proコントローラー」がニンテンドースイッチと同時に発売する。価格は6990円(税別)。テレビなどに接続して遊ぶ際は、こちらのほうが快適に遊べそうだ。
マルチプレイももちろん可能。ニンテンドースイッチ自体を持ち寄って、周囲のユーザーと最大8人まで遊べるほか、インターネットに接続して世界中のユーザーとオンラインプレイが可能。利用する通信規格は、IEEE 802.11 a/b/g/n/ac準拠する無線LAN、Bluetooth 4.1に対応している。テレビなどに接続してプレイする際にのみ、有線LANを使用可能。
ニンテンドースイッチのオンラインサービスは、2017年秋までは無料で利用できる。2017年秋以降からは、スマートフォンを利用した「オンラインロビー&ボイスチャット」、オンラインプレイにも対応した「ファミコン」や「スーパーファミコン」などのソフトを月替りでプレイできるようになったり、オンラインサービス利用者限定でニンテンドースイッチ用ソフトなどを特別価格で購入できるようになるようだ。
ほかのハードのタイトルも多数登場予定
1月13日時点で、20本以上のニンテンドースイッチ用タイトルが発表された。
ニンテンドースイッチ発売日の3月3日には、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」「1-2-Switch」「ドラゴンクエスト ヒーローズⅠ・Ⅱ for Nintendo Switch」「SUPER BOMBERMAN R」「信長の野望・創造 with パワーアップキット」「いけにえと雪のセツナ」「ぷよぷよテトリスS」「魔界戦記ディスガイア5」などが発売予定。
発売日以降の目玉タイトルは、「Splatoon 2」(2017年夏発売予定)、「SUPER MARIO ODYSSEY」(2017年冬発売予定)、「ゼノブレイド2」(2017年発売予定)など。そのほか、「Skyrim」「ドラゴンクエストX オンライン」「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」「Minecraft」などのタイトルも明かされた。
© Nintendo
この連載の記事
- 第156回
ゲーム
物販240分待ち? 混雑状況は? グラブルフェス初日レポート - 第156回
ゲーム
パワプロ2018発売日は4月26日に 初実装「VRモード」をひと足早く体験 - 第155回
ゲーム
パワプロ2018 来年春PS4/PSVitaで発売 VRモードも実装 - 第154回
ゲーム
リネージュ2がスマホで8/23配信開始 基本プレイ無料で攻城戦や要塞戦も実装 - 第153回
ゲーム
サクラ大戦・広井王子の新作ゲーム「ソラとウミのアイダ」スマホで登場 舞台は広島県尾道市 - 第152回
ゲーム
プレステ名作がついに登場 スマホ版みんなのGOLF「みんゴル」配信開始 - 第151回
ゲーム
カービィ、メトロイド、ポケモン完全新作がニンテンドースイッチに登場 マリオオデッセイ発売日は10月27日 - 第150回
ゲーム
グランツーリスモ、モンスターハンターワールド、FF15VR、ゴッドオブウォーなどPS4向けに新作ソフト大量発表 - 第149回
ゲーム
4K対応最強ゲーム機「Xbox One X」11月7日発売 PUBGも独占先行で年内登場決定! - 第148回
ゲーム
スマホ版みんなのGOLF「みんゴル」近日配信決定 課金要素はガチャ
この記事の編集者は以下の記事もオススメしています
ASCII倶楽部
Nintendo Switch、3万2378円は高い? 安い?【倶楽部】ゲーム
ちゅーやんの「寝ても覚めてもゲームまみれ」ゲーム
任天堂「Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)」発表来年3月発売 据え置きと携帯型の両立ゲーム
任天堂、ゲーム機「NX」の映像を今夜23時に公開予定!iPhone
アップルCEO、任天堂訪問「マリオアプリ」試すゲーム
2015年度のゲームは「Splatoon」が最強だったのか?エンタメ
任天堂とDeNA、スマホゲームを共同開発、新プラットフォームの予告もゲーム
ニンテンドースイッチの要はコントローラー「Joy-Con」、プレゼンテーション 2017で詳細発表!ASCII倶楽部
がんばって健康になろうと思った話【倶楽部】ゲーム
外でもTVモードで遊びたい! ニンテンドースイッチ+LTE内蔵モバイルシアターに挑戦トピックス
絶対ほしくなる! 「ゼルダの伝説」最新作のスゴイところトピックス
激戦区の価格帯から厳選!今買うべき3万円SIMフリースマホスマホ
充電しながらNintendo Switchが遊べるType-Cクレードルが1280円!
