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オヤジホビー-ワタシが好きな物はみんなも好き、かもしれない- 第57回

米軍払い下げのヘッドセットを補修してみました

2016年12月25日 20時30分更新

文● にゃかむら(@TK6506)、編集●アスキー

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長期保管でスポンジが劣化

 以前、パイロット用のヘルメット「スター・ウォーズ」で使われた物と同モデルのヘッドセットドイツ軍のヘッドフォン&マイクなどをご紹介しましたが、なぜかヘルメットやヘッドセットなど頭に装着する物が好きなワタシ。同時に使えるのはひとつしかないのはわかってるんですが、安く出ているのを見つけるとついつい買ってしまいます。

 そして先日もまたひとつ買ってしまいました。このコーナーではおなじみ、いつものとおり米軍の払い下げ品です。米軍のマイクやスピーカーは持っていたのですが、意外なことにヘッドセットは初めて。コレクションとカブってないので、だってほら持ってないし! と家人に言える気がします。

 型番はHE-251-003。新品ですが、長期保管されていたためスポンジが劣化しているとのことでした。

米軍払い下げのヘッドセットHE-251-003

 昔、米軍払い下げのヘッドフォンを持っていたことがあって、それはベトナム戦争のころの無線機用でした。背中に背負ったり車両に取り付けたりする無線機で使う物で、マイクは付いていなかったのですがヘッドフォン部分の形はこのHE-251-003とそっくり。そのヘッドフォンはH-251という型番で、どうやらHE-251-003はH-251にマイクとスイッチが付いたモデルのようです。

 付属しているマイクはM-138/Gという型番の物。インピーダンスは150Ω。ヘッドセットに装着するためのブーム付きです。

 スイッチボックスはH-182A/PT。ボタンを押す深さによって、電話のように相互通話ができたり、トランシーバーのようにボタンを押している間だけ送信できたりします。相互通話はインターコムと呼ばれる車内や機内での会話用、ボタンを押している間だけ送信というのは無線に使われるのだと思います。

ブームマイク。ヘルメットなどにも使われます

話すときはスイッチを押します。電話のようにするときはロックも可能

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