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ファイナルファンタジーXIVやドラゴンクエストXのベンチマークを計測

3Dゲームはどのくらいできる?「Inspiron 15 5000」の実力をはかってみた

2017年01月13日 10時00分更新

文● エースラッシュ 編集●八尋/ASCII

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 手頃な価格で一般的な用途向けに作られているデルの「Inspiron 15 5000」の量販店モデル。少し負荷の高い利用への対応力はどの程度あるのか、3Dゲームのベンチマークをいくつか実行してみた結果を紹介しよう。

グラフィックス設定次第で「ファイナルファンタジーXIV」も対応可能

 今回試用しているInspiron 15 5000は、直販モデルよりも抑えた構成の量販店モデルだ。前回、一般的な家庭での利用には特に問題のない性能を持っていることがわかった。この性能ならオフィスワークなどにも十分利用可能だ。

 ではもう少し負担の大きい利用にはどうなのか。購入時にはそれほど負担の大きい使い方をするつもりはなかったけれど、後からゲームに興味が出てきたというようなことはよくある。3Dゲームにどれだけ対応してくれるのか、ベンチマークで検証してみた。

 まずは「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を実施してみた。設定はウィンドウモードで、画面解像度は1360×768にしてある。重めの3Dゲームがどれくらい動いてくれるのかをこのベンチマークではかってみよう。

 グラフィックス設定を「標準品質(ノートPC)」で実行したところ「やや快適」という結果が出た。さらにグラフィックスの設定をあげた「高品質(ノートPC)」では「設定変更を推奨」、「最高品質」では「設定変更が必要」となり、いずれも設定変更を迫られる結果となった。実行中の様子を見ていても「標準品質」以上では、やはり動きにぎこちなさがあり快適なプレイは難しそうに見える。グラフィックス性能を抑えればプレイできる程度と考えておくとよさそうだ。

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を「標準品質(ノートPC)」で実施

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を「高品質(ノートPC)」で実施

「ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク」を「最高」で実施

負荷の低い「ドラゴンクエストX」や「モンスターハンター フロンティア オンライン」なら遊べる

 もう少し負荷の低いゲームとして「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」も試してみた。解像度は1280×720のウィンドウモードで、こちらもいくつかのグラフィックス設定で実行した。「低品質」では「快適」となり、「標準品質」および「最高品質」では「普通」という結果になった。

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」を「低品質」で実施

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」を「標準品質」で実施

「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト Ver.1.4k」を「最高品質」で実施

 もう1つ、「モンスターハンター フロンティア オンライン」のベンチマーク「MHFベンチマーク 第三弾【大討伐】」も実施してみた。設定は1280×720の解像度のウィンドウモードだ。このベンチマークはわかりやすい可否の評価が出てこないためスコアだけになるが、このスコアは不自由なくプレイはできるが、快適とはいえないという中間にあたる。いわば「普通」ということになるが「快適」のカテゴリには入らないという程度でもある。

「MHFベンチマーク 第三弾【大討伐】」

 全体的に負荷の軽めのゲームや、負荷が軽くなるようにグラフィックスの精度を調整した状態ならば遊べるらしいということがわかる。手頃な価格で入手できるモデルとしては十分頑張ってくれたという印象だ。ゲームで遊んでみたくなったら、軽めの設定でチャレンジしてみよう。

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