MoguraVRのゲームとって出し 第20回
おびただしい数のエイリアンを倒していけ!!
難易度高めの爽快VRシューティング「Serious Sam VR: The Last Hope」
2016年12月05日 13時30分更新
今回紹介するのは、Croteamが開発するFPSシリーズ、「シリアスサム」の最新作「Serious Sam VR: The Last Hope」。今作はシリアスサムシリーズの外伝的作品で、コンセプトなどを受け継いで作成されている。物語は地球を侵略してきたエイリアンと戦うもので、おびただしい数の敵を相手にする爽快シューティングゲームになっている。
ゲームは次々に襲ってくる敵を両手の銃で倒していく至ってシンプルな内容。従来のシリアスサムシリーズとは違い、自分は移動できない。敵は前方からしか襲ってこないので後ろを気にする必要はないが、それでも確認しきれないほどの敵が押し寄せてくる。しかも敵はかなりレパートリーが多く、それぞれ特徴が違うため対処の仕方に慣れないうちは特に用心しよう。
ステージのクリア時に取得できるポイントは体力の回復や武器の購入に使うことができる。武器も9種類あり様々な特性があるのでポイントに応じて使い分けてみるとさらに楽しい。ただし武器を買った後には弾薬も買わなければいけないため注意が必要だ。また、ポイントを多く集めても全種類買うことはできないため慎重に選んでいきたい。
各惑星にはボスがおり、どれも巨大で迫力に満ち溢れている。ボスだけに気を取られていると、一緒に出現する敵に倒されてしまうこともあるため、両方を警戒しなければならない。倒し方もただ撃つだけでは倒せないボスもいるため注意が必要だ。
ステージは20以上用意されており、値段に見合ったボリュームはある。しかし一つだけ気になったのは、ハンドガンなどの単発武器を連射する際にトリガーボタンを連打するのが疲れる点だ。押しっぱなしでも連射はできるが、連打したほうが発射速度は速く、序盤は発射速度がカギになるので連打しなければステージはクリアできない。ステージを進めて拳銃以外の武器を買ってしまえば気にはならないので最初だけ我慢が必要だ。
他のゾンビシューティングゲームなどと比べて爽快感という点では一番の作品になっている。ただしホラー的な怖さは「The Brookhaven Experiment」が上だ。またかなりグロテスクな表現が多いためそういった表現に弱い方は注意が必要。
また、Oculus Riftのハンドコントローラー「Oculus Touch」にも対応することが明らかになっており、12月6日よりOculus Storeで配信される。
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