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スピーディー末岡のドライビングプレジャー! 第2回

【動画掲載】速さと快適性を両立させたベンツの頂点! Mercedes-AMG GT Sがスゴイ!

2016年09月03日 15時00分更新

文● スピーディー末岡/ASCII 車両協力●メルセデス・ベンツ日本

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【まとめ】メルセデス・ベンツの安心感と高性能
地方に家が建つ金額も納得か

 Mercedes-AMG GT Sの気になるお値段は、1930万円(税込)。前回のポルシェが約2600万円だったので、ちょっと安く感じてしまうが、郊外に家が建つ値段である。都内でもマンションなら買えるだろう。さらに今回のボディーカラーは「AMGソーラービーム」というオプションカラーであり、値段はなんと111万2000円!(税込)

 前回のポルシェターボは4人乗りだったが、こちらは2シーター。トランクルームは広く、荷物が多く積めるものの、決して実用的ではないクルマだ。

 510馬力を手の内に操りたいのであればサーキット走行しかないが、この大パワーを街中で優雅に乗れるテクノロジーがふんだんに取り入れられており、クルマのサイズ感に慣れてしまえば安心して走らせられる。セーフティー系の機能も満載で、いまやお約束の車線逸脱防止機能はスマホのバイブのようにハンドルをブルっとさせて教えてくれるし、前走車との距離を認識して、近づきそうになると自動的に減速してくれるなど、運転が下手でも難なく走れてしまうのだ。

 唯一残念だった点は、ポルシェにあったようなクルマ単体でのLTE通信がなかったところ。また、ディスプレーもタッチパネルではなかった。このあたりはメーカーの方針もあるだろうが、早急に対応してほしいところ。

 もともとメルセデス・ベンツのクルマは走る金庫と呼ばれるくらいの頑丈さで知られている。このMercedes-AMG GT Sはその頑丈さに加え最先端の走行性能と安全性を両立させている。サーキットでも安全に攻めることができ、街乗りでは気持ちよく走ることができる。約2000万円という金額にはちゃんと意味があるのだ。宝くじが当たったら、真っ先に買うものリストに入ったことは言うまでもない。

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ウィンカーは頭上にあった。最初はどこにあるのかわからずに焦ってしまった……。ルームライトのスイッチなども多数

ドリンクホルダーも用意されているが、このように隠してしまうこともできる

車内のステッチは外装の色とマッチしている

サンバイザーはメッシュ状になっている部分も。もちろん運転席、助手席ともにミラー付き!

サイドシルにもAMGのロゴが!

コンソールボックスの中にはSDカードスロットとUSBコネクターが2つあり、それぞれ別のデバイスを接続できる。ちなみに、iPodはiPodとして認識されるが、ウォークマンはSDカードとして認識されてしまった。しかし、プレイリストはしっかりと再生できた

ナビはこのように表示される。ディスプレーが大きいので見やすい

エアコンの情報もディスプレーで確認可能

さまざまなメディアを接続できる

なんと取り扱い説明書もここに! わからないことがあったら検索して調べられる

iPodなどで音楽を再生すると、曲の情報だけでなく、アートワークまで表示してくれた

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