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山谷剛史の「アジアIT小話」第128回

インド料理に必須となる? 謎の調理家電を買ってみた!

2016年07月21日 12時00分更新

文● 山谷剛史

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家電量販店では大量に謎家電が展示されている

家電量販店では大量に謎家電が展示されている

 インドの家電量販店ウォッチでは、スマートフォンやタブレットも面白いが、白物家電もまた面白い。

 スマートフォンでは「MicroMax」などのインドブランドもあるが、同じOS・同じハードウェアであり基本は変わりない。ところが白物家電になると、生活習慣に根ざした、日本では見かけることのない、謎製品が並ぶ。中国や東南アジアで売られる白物家電は、おそらく日本人がすんなり理解できるものなのだが、インドは結構違うのだ。

パナソニック製もある!
ツインタワーのような謎の家電

インドの家電量販店

インドの家電量販店

インド料理では玉ねぎは必須だからこんなものも売られている

インド料理では玉ねぎは必須だからこんなものも売られている

 筆者がいたマンガロールという南インドの街には、家電量販店といえるものが何店かある。その白物家電コーナーで、ずらりと、何か似たようなものが目立った場所に並んでいる。

製品はバンガロール(インド)製だそうだ

製品はバンガロール(インド)製だそうだ

バリエーションもある

バリエーションもある

 いくつかのメーカーがあり、それは小豆色だったり黒色だったり白色だったりするが、円筒形が2つ、ツインタワーのように立つさまは、例えるならば二層式のコーヒーメーカーのようにも見える。

Amazonインドではさまざまな製品を見ることができる

Amazonインドではさまざまな製品を見ることができる

 それは「Wet grinder」と呼ばれている。インドの家庭(特に南インド)では、あるとうれしい電動式の石うすで、インドで人気急上昇中のAmazonインドや、オンラインショッピングでは定番のSnapdealやFlipcartなどで、「Wet grinder」で検索すると、多数出てくる。値段はまちまちだが、日本円で5000円から1万円程度のものが多い。

 ひとつの円筒形が中が開けることのできない電源ユニットで、もうひとつの円筒形が中が空洞の石うすユニットである。鉄の容器の中で、石器時代の石のコインのような石が回転し、容器の中のものを磨りつぶす。

 回転石もまわすのが電力を食うらしく、それで電源ユニットがどれもかなり大きいようだ。容器も回転石も電源ユニットもどれも重いので、トータルしてこの製品は大の大人の筆者でもうなるほどに重い。

 筆者が訪れた街の家電量販店で売られているWet grinderは、ガタイは大きいのにインターフェースはシンプルで、多くの製品が電源のオンとオフしかない。

 さまざまなメーカーが安いものから高いものまで出しているが、大きいか小さいか、それに石うすの形状の違いで値段が異なる。

タイマー付きでデザインが洗練されたパナソニックの製品

タイマー付きでデザインが洗練されたパナソニックの製品

 「一番安いモノは特別品質が悪い」とばかりに、安かろう悪かろうと避けらる。一方で、ハイエンドを狙うなら、オンラインショッピングサイトで検索すると、パナソニック製のタイマーやブレーカー付きの電動石うすを発見できる。

 ミドルレンジの定番ならば、オンラインショッピングのほうが安くてお買い得だ(今のインドではちゃんとモノが届く!)。この買い物事情がなんとも中国と似ている。筆者も1台入手してみた。

見つけたからには買って試さざるを得ない

見つけたからには買って試さざるを得ない

買ったはいいが、重い!

買ったはいいが、重い!

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