ミドルレンジPCに劣らないスペックの持ち主である「GALLERIA DT」がどうやらCore i7マシンに近い実力を持っているのではないかという推測の元、その実力はやはり3Dグラフィックのレンダリングやゲーム操作の快適さで測ってみるのがもっともはっきりするだろう。そこで今回は定番のベンチマークテストを実施してみた。
まずはマシン全体のパフォーマンスを測るべく、定番のベンチマークソフト「PCMark 8」と「3DMark」を用いて、性能をチェックしてみた。
PCMark 8によるパフォーマンスチェック
総合系ベンチマークソフト「PCMark 8」は通常作業などのパフォーマンスをチェックするためのソフト。今回は「Home」、「Creative」の3種類のチェックを行なった。
スコアは「Home」が4548、「Creative」が6400となった。これはかなりいいスコアであり、ゲーミングPCとしての実力は問題なさそうだ。
3DMarkによるパフォーマンスチェック
ゲーミングPCとして気になる3D性能については、GPUのパフォーマンスを測るため、3DMarkによるテストを行なった。
スコアは「Fire Strike」で6187、「Sky diver」で17971となった。3.40GHzのCore i7-6700のスコアには及ばないが、どちらの結果も10%程度しか変わらなかった。
CINEBENCHでCPU負荷テストを行なう
まずは3Dグラフィックのレンダリングなどのベンチマークテストが行なえる「CINEBENCH」。このソフトではCPU性能などを測ることができる。ベンチマークのスコアは下記のような結果となった。
「CINEBENCH」ではなぜかOSをWindows 8と認識するのだが実際はWindows 10である。グラフィックスAPIのOpenGLは113.91ポイントと、かなり高い数値が出た。またCPUの性能テストでは550ポイント前後。CPU性能はCore i7の1世代前のCPUとほぼ同等という結果だ。