ズバッと解決! Windows 10探偵団 第124回
日本語の予測変換を使うとフリーズする問題も
Windows 10の新ビルドはEdgeに追加できる拡張機能が増えたゾ!
2016年06月15日 09時00分更新
Windows 10の最新情報を常にウォッチしている探偵・ヤナギヤが、Windows 10にまつわるギモンに答える本連載。
基本技から裏技・神技、最新ビルドのInsider Previewの情報まで、ドド~ンと紹介します。
監視報告
新ビルドでEdgeに追加できる拡張機能が増えた
6月9日、Windows 10 Insider Previewのビルド14361をFastリング向けにリリースした。新機能は2つ。Edgeブラウザに人気のパスワード管理アプリ「LastPass」を拡張機能として追加できるようになった。Windowsストアから検索して、インストールしよう。(第112回 Edgeの拡張機能がWindowsストアからダウンロード可能!を参照)
もうひとつの新機能が、「Hyper-Vコンテナ」の導入。コンテナとそれを管理する「Docker」が動作するようになり、Windows 10でも自由にクラウドアプリケーションを開発できるようになる。
改善点が目立つのは「Windows Ink」。定規を斜めにしても画面いっぱいに表示されるように長くなったり、スケッチパッドにゴミ箱アイコンの「Clear All」が追加された。その他ちらつきをなくしたり、アイコンを変更したという。また、設定画面のアクティブな項目の左に小さなブロックが出ることで、表示中の画面を示すようになった。筆者としては、以前のように項目ごと色が反転する方がわかりやすいと思う。そのほかには、BDドライブやネットワークのアイコンのデザインが変わっている。
さらに「Netflix」や「Tweetium」などのストアアプリでキーボードナビゲーションが誤動作する問題や、YouTubeなどの特定のサイトでTFO(TCP Fast Open)と呼ばれる新しい通信技術により、EdgeやIEでレンダリングが失敗する問題などを解消している。
しかし、フランス語が入っているWindows 10だとビルド14361にならなかったり、日本語の予測変換を使うとフリーズする問題などが、報告されている。
これでズバッと解決!
最新ビルドでは、Edgeに拡張機能が追加され、「Hyper-Vコンテナ」が導入された
Windows 10探偵団は毎週、月・水の午前9:00、日曜日の12:00に更新します。お楽しみに!
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