近日中に最新のMADOSMA発売か!?
説明会では2月にバルセロナで行なわれたMWC(Mobile World Congress)において、同社が開発を表明したWindows 10 Mobile搭載の最新スマホ「MADOSMA Q601」の開発進行状況についての質問が挙がった。
平井氏によると「ハードウェアとしてはすでに完成している」とのこと。開発が遅れていることに関しては、MWCで説明したとおりマルチバンド対応しようとしたが、それにより日本のバンドがやや弱くなったという。そこで、まずは日本できちんと使え、かつ海外で使えるように最終調整を行なっているとのこと。
MADOSMA Q601は前述のVAIO Phone Biz同様に、Continuumに対応のSoCを採用するため、注目を集めている。リリース次期は明らかにされなかったが、近日中にでも発売時期が発表されるのではないかと期待が高まる。
マウスコンピューターはスティック型PC、Windows 10 Mobile搭載スマホなど、最新技術やデバイスをいち早く日本国内でリリースされることでも知られる。
その理由と秘訣について小松氏は、「新しい技術であったり、アイディアは非常にエキサイティングだと思っている。弊社としては、そうした技術を製品として、日本のお客様に提供していくということが、会社の理念となっている」
「加えて、会社のオペレーションとしてスピード重視を掲げ、開発の決定も早く行なにい、とにかく多くの製品をまな板に載せて、お客様に届けるということを、社員一丸となって前向きに取り込んでいる」と語った。
そのうえで、VAIO社と同じく「Windows Holographic」をサードパーティーにも開放するという発表について聞かれ、同社のクリエイティブ向けPCブランド「DAIV」とゲーミングPCブランド「G-Tune」にも関わってくる話で、MR(Mixed Reality)にも興味があり、おそらく日本メーカーの中では最もポジティブに捉えたいと考えていると、意気込みを語った。
同社は他社より早い段階からOcuFes監修のVR用PC開発、ダイレクトショップ「G-Tune : Garage」でVRコンテンツの展示を積極的に行なっている。HoloLensをつくるかはこれから考えるとしているが、「もしかしたら」といった期待をせざるを得ない。
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