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みんなの不満が社会のためになにかしらの役に立つはず

不満買い取りセンターの「不満」約25万件を研究用データに無償提供

2016年05月26日 17時24分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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不満買い取りセンター

 国立情報学研究所は5月25日、不満買い取りセンターにて買い取られた「不満」を研究用データとして無償提供開始する。

 不満買取センターでは、2015年3月より「不満」を買い取るというユニークなビジネスを展開している。これは一般から寄せられた不満をポイントにして、溜まった不満ポイントはAmazonギフト券と交換できるというサービス。買い取られたさまざまな不満は、分析されて企業などがサービス向上などの研究に用いるとしている。

 今回、不満買い取りサービスが蓄積した不満約25万件と不満を投稿したユーザー約2万人分のプロフィール情報(個人情報は含まれない)。データは無料だが、書面による申請が必要で審査がある。大学、企業などの研究機関を対象としており、利用目的は研究用途に限られる。

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