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荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ” 第459回

子猫は大丈夫? 先住猫との家庭内縄張り争い

2016年05月27日 12時00分更新

文● 荻窪圭/猫写真家

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早くも和解? 主導権争いもいずれは収まる(はず)

 なんか、先住の梅と新入りの菊の折り合いが悪くてこの先心配、って感じになるんだが、まあどの家でも新しい猫が来たらこうなるもんです。

 うちもそうだったし。

 これが大人の猫同士だと、互いに主導権争いをはじめたりして大変なことになったりすることもあるわけだが、片方が子猫だと上下関係ははっきりしているし、子猫は無邪気に「構って構って」と跡を追い回したりするわけで、いずれ梅の方が「しょうがないなあ」のていで、気がついたらなんとなく和解してるもんだ。

 今はこんなだけど。

キャットタワーをめぐる争い。のぼろうとする菊とちょっかいを出す梅(2016年5月 富士フイルム X-Pro2)

キャットタワーをめぐる争い。のぼろうとする菊とちょっかいを出す梅(2016年5月 富士フイルム X-Pro2)

 でも、和解して握手。

偶然両者が握手したような写真が撮れたので、いずれ仲良くなってね記念ってことで。シャッタースピードを上げて(これは1/250秒)連写してるとこういう瞬間も撮れたりして楽しい(2016年5月 富士フイルム X-Pro2)

偶然両者が握手したような写真が撮れたので、いずれ仲良くなってね記念ってことで。シャッタースピードを上げて(これは1/250秒)連写してるとこういう瞬間も撮れたりして楽しい(2016年5月 富士フイルム X-Pro2)

 実はコレ、両猫の間でオモチャを振ったら、たまたま両方から手が出て偶然撮れた写真なので、この時点では、遊んで欲しい菊と、「こっちみんな」状態の梅である。和解にはまだちょっとかかるかな。

 ちなみに、うちに子猫がやってきたときは1ヵ月後にこんな感じでありました。昔の写真でありますが。

取っ組み合って遊んでると思ったら、いきなりペシッ(2008年9月 ニコン D40X)

取っ組み合って遊んでると思ったら、いきなりペシッ(2008年9月 ニコン D40X)

 まあいずれ梅と菊もこんな猫プロレスをはじめることでしょう。

 でも落ち着いちゃえば問題なし。梅と菊の棲み分け完了である。

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筆者紹介─荻窪圭


著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系ライターだが、最近はMacとデジカメがメイン。ウェブ媒体やカメラ雑誌などに連載を持ちつつ、毎月何かしらの新型デジカメをレビューをしている。趣味はネコと自転車と古道散歩。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジカメ撮影の知恵 (宝島社新書) (宝島社新書)』(宝島社新書)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『東京古道散歩』(中経文庫)、『古地図とめぐる東京歴史探訪』(ソフトバンク新書)、『古地図でめぐる今昔 東京さんぽガイド 』(玄光社MOOK)。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/


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