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NTTデータとRESTECが提供開始

衛星画像による高精細な3D地図、「全世界」のエリアに対応

2016年04月27日 06時00分更新

文● 川島弘之/TECH.ASCII.jp

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 NTTデータと一般財団法人リモート・センシング技術センター(RESTEC)は4月26日、衛星画像を活用した世界最高精度の「AW3D全世界デジタル3D地図」について、全世界の陸地を3D地図として提供すると発表した。

 AW3D全世界デジタル3D地図は、NTTデータとRESTECが世界で初めて5m解像度の数値標高モデル(DEM)で世界中の陸地の起伏を表現する3D地図。2014年2月より順次、整備完了エリアから地図提供を進めてきた。

 これまで新興国におけるインフラ整備や防災対策、鉱区探査、衛生分野における疫病の感染拡大の対策など、60カ国以上の幅広い分野で利用されている。

 今回、新たに南極や諸島地域の3D地図が整備され、約2年間かけた全世界の3D地図整備が完了。従来、世界規模で整備されてきた30m~90m解像度の3D地図に比べて大幅に精度が向上することから、国境を越えるような大規模な自然災害の予測・対策、資源・環境・交通分野における世界規模の調査・シミュレーションなど新たな需要にも対応するという。

 地図の形式としては、数値標高モデル(Digital Elevation Model, DEM)を提供。要望に応じて水平位置を示す正射投影(オルソ補正)画像も提供する。提供単位は任意の範囲。世界各国での基盤地図としての利用や特定エリアの地理情報分析等の利用用途に応じて、利用しやすい提供単位を選択できる。

 1平方キロメートルあたり200円から。国や大陸、全世界などの広い面積の利用は個別のボリューム価格となる。

完成したAW3D全世界デジタル3D地図 (アジア・オセアニア)同(アフリカ・ヨーロッパ)
アメリカ・サンアンドレアス断層の3D地図(数値標高モデル)同(衛星画像を重ね合わせた鳥瞰図)
全世界エリア対応による利用イメージ(防災分野:国境を越える大規模津波災害の予測)同(交通分野:交通路の選定シミュレーション)
高精細版 50cm解像度(東京)建物3D地図(横浜)

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