このページの本文へ

シスコACIを採用した仮想ネットワーク制御、サービス基盤となる仮想化環境を構築

富士通、ドコモの仮想ネットワーク構築をSDN/NFVで支援

2016年03月28日 06時00分更新

文● 大塚昭彦/TECH.ASCII.jp

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 富士通は3月25日、NTTドコモが商用運用を開始した、仮想化技術を適用したモバイルネットワークのシステム構築を支援したことを発表した。SDN技術を用いたキャリアグレード仮想ネットワークの構築、NFVを可能にする仮想化基盤のインテグレーションなどを行った。

富士通はNFV向け仮想化基盤、およびそれを収容するSDN連携の仮想ネットワーク環境を構築した

 近年、通信事業者の広域ネットワークにおいては、新サービス投入の容易化やネットワークの構成変更における作業の簡素化を目的として、SDNやNFVの技術を採用する動きが進んでいる。NTTドコモでも、新サービスの投入や通信サービスの継続性強化だけでなく、災害時などの通信混雑緩和なども含めた高品質な通信の充実に取り組んでいる。

 富士通では今回、SDNオーケストレーターとの連携を実現する仮想ネットワーク構築を支援した。具体的には、シスコシステムズのSDNソリューション「Application Centric Infrastructure(以下、ACI)」を導入し、大量のネットワーク機器に対する複雑なネットワーク構成定義を自動化すると同時に、物理ネットワーク上での仮想ネットワーク構築を容易なものとした。

 また、ノキアのVNFM(ネットワーク機能の仮想化管理)ソフトウェアを採用し、マルチベンダー環境における仮想化基盤とのインテグレーションを行った。柔軟かつスケーラブルな対応が可能なこの仮想化基盤上で、多様な無線アクセスに対応したユーザー認証、移動制御、課金、QoS制御などを行うEPC(Evolved Packet Core)ソフトウェアを導入していく。

 富士通では今後、今回の開発支援を通して培ったキャリアグレードの高品質な仮想ネットワークを、企業およびデータセンターネットワークにも展開し、国内だけでなくグローバルにも通用するインテグレーションサービスの創出を目指すとしている。

■関連サイト

カテゴリートップへ

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

アクセスランキング

  1. 1位

    ITトピック

    情シス人材不足でも「採用予定なし」中小企業の意見/“従業員発のSNS炎上”6割の企業が懸念/「SNS疲れ」利用を減らす効果的方法、ほか

  2. 2位

    ビジネス・開発

    「Gemini Enterprise」に大規模導入の波 ― SOMPO・NTTデータ・Skyが描く“エージェント企業”への進化

  3. 3位

    ITトピック

    北米での成長率がすごすぎる NinjaOneとはいったい何者だ?

  4. 4位

    Team Leaders

    Power AutomateでSharePointリストにある申請データ一覧をメール送信する方法

  5. 5位

    sponsored

    無線APにデザインは不要ですか? ブラックスケルトンモデルは今どきのオフィスにめちゃなじむんです

  6. 6位

    YouTube

    ぶっちゃけ、あのSaaSってどう!? 情シスがガチ格付け! 本当に使えるツールを決める最強SaaSティア決定戦!!

  7. 7位

    ビジネス・開発

    脱・巨大プルリクエスト GitHub公式の「スタック型プルリクエスト」が登場

  8. 8位

    TECH

    プロテクティブDNSでDNSをセキュリティ基盤へ 福岡大学でも「運用課題なし」の実績

  9. 9位

    デジタル

    異常検知からロボット走行、車両制御まで —— 現場を遠隔化・自動化するSORACOM活用のIoTソリューション

  10. 10位

    ビジネス・開発

    情シスは「フィジカルAI」にどう向き合うべきか 実用化に不可欠な“現場×AI×経営”の橋渡し役に

集計期間:
2026年08月04日~2026年08月10日
  • 角川アスキー総合研究所