グーグルは米国時間3月22日、「Google Cloud Platform(GCP)」の新たな提供拠点(リージョン)として、「東アジアリージョン(東京)」を追加することを発表した。今年後半から運用を開始する予定で、ベータサービス利用者の募集も開始している。
GCPでは現在、アメリカ東海岸の3拠点(サウスカロライナ州、ジョージア州、ノースカロライナ州)、アメリカ中部の2拠点(アイオワ州、オクラホマ州)、ヨーロッパ西部(ベルギー)、西アジア(台湾)の各リージョンを使って、IaaSやPaaSのサービスを提供している。
グーグルでは今後、2017年にかけて10以上のGCPリージョンを増設していく予定で、その最初の2カ所として「東アジアリージョン(東京)」と「アメリカ西海岸リージョン(米オレゴン)」が発表された。東京、オレゴンの両リージョンは2016年後半に運用開始予定。ただし、利用料金や提供するサービスなど詳細は未公表。
またグーグルでは、東京リージョンにおいて「約1ヶ月のベータ期間を設ける」としており、早期ベータ利用者を募集している。同社フォームより申し込みが必要。