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イヤフォンを装着するだけ、漏洩の心配が少ないバイオメトリクス技術

耳穴の音響特性から生体認証する技術を開発、NEC

2016年03月07日 14時28分更新

文● 行正和義 編集/ASCII.jp

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音響特性の測定イメージ

 NECは3月7日、耳穴の形状を音響的に測定して個人認証に用いる技術を開発したと発表した。

 これは長岡技術科学大学との協力の下に開発したもので、マイク一体型イヤフォンを耳に装着、反響音から耳穴の形状を1秒程度で測定する。耳穴形状は人によって異なり、生体認証に使えるほどの特徴量が抽出可能。NECによると、高精度な個人認証(認証率99%)を実現したという。

個人によって異なる耳穴の音響特性

 生体認証はパスワードなどに対して漏洩や紛失の可能性が低いのが利点と言える。耳穴形状の認証は、これまでの生体認証に比べても利用者の負担・手間が少なく、移動や作業しながらの認証も可能。保守管理や警備などの業務、音声ガイドや通信業務など、さまざま用途に向け、2018年度中の実用化を目指すという。

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