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このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー 第66回

クセはあるけど撮影が楽しい光学3倍ズームスマホ「ZenFone Zoom」

2016年03月05日 12時00分更新

文● 林 佑樹

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 SoCにしてもメモリーにしても十分すぎる性能を持っているため、OSの挙動はとても良好。また、極端な発熱もない。ゲームについては、3Dグラフィックスを強く要求するタイトルにやや弱い部分があるものの、大半のタイトルは問題ナシ。Atom搭載スマホの初期のように、動作しないアプリはほとんどなくなっているため、インストール時の心配もない。

 ホームアプリはZen UIを引き続き採用しており、ZenFone 2から大きな変化はない。デフォルトのホームからかけ離れてもいないため、そのまますんなり扱える人が多いハズ。ディスプレーは5.5型と大型なので、片手モードも用意されているなど、かゆいところに手が届く仕様だ。

ロック画面からカメラや受話、メッセージの確認などが行なえる

ホーム画面。際立って独特な部分はない

アプリ一覧もシンプル

ステータスパネルもZenFone 2から大きな変化はない

設定項目もシンプル

タッチやモーションジェスチャーに対応

5.5型なので片手モードを搭載。このようにストレートに画面をリサイズして表示する

 また、電源管理も充実している。「パフォーマンス」「スマート」「省電力」「スーパー節約」「カスタマイズ」の5つが用意されており、SNSやウェブブラウズ程度であれば「スマート」で十分。ゲームや写真加工アプリなどを使用する場合には「パフォーマンス」に切り替えればいい。ゲームタイトルによっては「スマート」で問題ないため、入手後しばらくは「スマート」で慣れてみるのといい。

電源管理画面。基本は「スマート」でOK

 ベンチマークはAnTuTu Benchmark v6.0.1で計測した。スコアとしては「64227」で、Xperia Z5やGalaxy S6 Edgeよりも低いものとなったが、トップクラスに並ぶスコアとなっている。

AnTuTu Benchmark v6.0.1の結果

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