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柳谷智宣の「真似したくなるPC活用術」 第218回

ワンタッチでデータをコピー、iPhoneの容量をUSBメモリーで拡張する技

2016年02月17日 10時00分更新

文● 柳谷智宣

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 iPhoneのカメラで撮影した写真・動画を保存していると、容量があっという間に足りなくなってしまう。そこで、今回はiPhoneに装着できるUSBメモリーに写真や動画を保存する技を紹介しよう。

iPhoneのLightningコネクタに直接装着し、写真や動画をワンタッチで一括コピーしよう

写真と動画をUSBメモリーにコピーする

 iPhoneのカメラで写真や動画を撮影しまくっていると、どんどんストレージを消費する。定期的にPCにバックアップすればいいのだが、きちんと運用している人は少ない。Googleフォト(第196回 無料で写真を無制限に保存できる「Googleフォト」を活用する技)やアマゾンプライム・フォト(第215回 Googleフォトを超えた! 容量無制限のアマゾンプライム・フォトを活用する技)などのクラウドストレージにアップロードするという手もあるが、無線LAN環境がないとあっという間に通信料を食いつぶしてしまう。

 無線LAN環境のない状況で写真や動画を楽しむことがあり、端末のストレージ容量が不足気味であれば、バッファローの「RUF3-AL」がお勧め。iPhoneにも装着できるUSBメモリーで、画像や動画のバックアップがワンタッチでできるのだ。直接接続するので、データのやりとりに携帯通信は利用しないうえ、高速なので表示も速い。

 製品のサイズは60.7×24.4×9.5mm、重量は18gとコンパクトだ。両サイドにインターフェースを用意し、USB 3.0/USB 2.0とLightningコネクターに対応する。ただし、同時に両方のコネクタを接続すると破損する可能性があるので要注意。

バッファローの「RUF3-AL」。実売価格は16GBが7538円、32GBが9698円、64GBが1万3824円

専用アプリを使ってワンタッチでバックアップ!

 iPhoneはUSBメモリーに直接アクセスできないので、「RUF3-AL」を接続する際は、専用アプリを利用する。App Storeから「File Manager for RUF3-AL」をインストールしよう。

 「RUF3-AL」を装着したらアプリを起動し、「写真」や「ビデオ」をタップするだけでバックアップがスタートする。800枚程度の写真をコピーしたが、2分半ほどで完了した。新たに写真を撮った場合は、差分のみを同期してくれるので手間がかからない。動画も同様にコピーできる。

 バックアップしたファイルはiPhoneアプリから閲覧できるほか、PCにUSB接続して利用することもできる。バックアップを確認したら、iPhone内の写真や動画を削除すれば、空き容量が増やせる。バックアップが一つだと不安な場合は、Googleフォトやアマゾンプライム・フォトにもアップロードしておくといいだろう。

File Manager for RUF3-AL App
価格無料 作者BUFFALO INC.
バージョン1.0.3 ファイル容量23.2 MB
カテゴリーユーティリティ 評価(無し)
対応デバイス全機種 対応OSiOS 8.0以降

アプリをダウンロードする

「RUF3-AL」のLightningコネクタカバーを開く

iPhoneに装着する

アプリを起動し、「写真」をタップする

自動的に写真のバックアップが始まる

同様に「ビデオ」をタップすれば動画のバックアップが始まる

バックアップが完了したら「USBメモリー」をタップする

フォルダーを開くと、保存した写真のサムネイル一覧が表示される

タップすると写真が開く

ファイル一覧で右上のボタンをタップすると、任意の写真を選択できる。左上のボタンをタップすると全選択/全解除となる

「移動」「コピー」などを開くと、コピー先を選択できる

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