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オリンパス「PEN F」がミラーレスで復活! 高品質感がハンパない‼!

2016年01月27日 15時00分更新

文● ハシモト/ASCII編集部

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「OLYMPUS PEN-F」シルバーモデル

「OLYMPUS PEN-F」シルバーモデル

 オリンパスは1月27日、同社の最上位機種となるミラーレス一眼カメラ「OLYMPUS PEN-F」を発表した。2月26日発売予定で、ボディーのみの予想実売価格は15万円前後。

ブラックモデルも用意する

ブラックモデルも用意する

 同社は1963年に「ペン F」という小型(世界初のハーフサイズ)一眼レフカメラを発売しているが、今回の新機種はこの名を受け継いでおり、デザインにもこだわっている。

本体前面。左上にある丸いダイヤルでモノクロ撮影や特殊効果撮影などを簡単に切り替えられる

本体前面。左上にある丸いダイヤルでモノクロ撮影や特殊効果撮影などを簡単に切り替えられる

手が当たる部分が痛くないように、前面の右下のフチがカットされている

手が当たる部分が痛くないように、前面の右下のフチがカットされている

本体上面。背面側のものを含めると4つのダイヤルがある

本体上面。背面側のものを含めると4つのダイヤルがある

本体背面。ダイヤルやボタンなど、操作部はすべて円形で統一

本体背面。ダイヤルやボタンなど、操作部はすべて円形で統一

持ちやすいように、背面右上を少しへこませている

持ちやすいように、背面右上を少しへこませている

 撮像素子には新開発の2030万画素のLive MOSセンサーを搭載。ローパスフィルターレスとなっている。画像処理エンジンにはE-M10 Mark IIと同じ「TruePic VII」を採用し、感度設定はISO 200~25600まで設定可能。また、「LOW」の設定にすればISO 80相当にも設定可能だ。

 本体には5軸の手ブレ補正機構を内蔵しており、シャッタースピード最大5段分の効果が得られる。さらに、レンズの手ブレ補正機能との連携使用が可能で、最大6段分の手ブレ補正効果が利用できる。

左側面。各種インターフェースはこちら側にある

左側面。各種インターフェースはこちら側にある

逆に右側面には何もない

逆に右側面には何もない

底面も含め、ネジが一切見えないデザインとなっている

底面も含め、ネジが一切見えないデザインとなっている

 機能面では、センサーを動かしながら複数回の撮影をし、画像を合成して高解像な画像を生成する「ハイレゾショット」が、従来の40M相当から50M相当になった。ちなみに、50M(5000万画素)というのは、キヤノンのフルサイズ一眼レフ「EOS 5Ds/5Ds R」に匹敵する解像度となる。

 また、新機能として「モノクロプロファイルコントロール」「カラープロファイルコントロール」が追加された。これはモノクロまたはカラー撮影時の効果を詳細に調整できる機能。

 モノクロ時はカラーフィルター、ハイライト&シャドー、シェーディング、粒状フィルム効果、調色を組み合わせて調整が可能。カラーは、色の彩度を12種類、それぞれ11段階で調整でき、ハイライト&シャドーの効果を組み合わせられる。モノクロ、カラーとも3種類のプリセットを用意する。

 なお、この機能と特殊効果の「アートフィルター」、色相や彩度を調整できる「カラークリエイター」は、本体前面のダイヤルで簡単に切り替えられるようになっている。

背面モニターは3型でバリアングル式を採用

背面モニターは3型でバリアングル式を採用

パネルの裏側が本体と同一の素材となっており、モニターを閉じても違和感がないデザインとなっている

パネルの裏側が本体と同一の素材となっており、モニターを閉じても違和感がないデザインとなっている

EVFは236万画素の有機ELパネルを採用。視野率100%で倍率は1.23倍。さらにダイナミックレンジを拡大し、目視の近いイメージで確認できる「OVF シミュレーション」も利用可能だ

EVFは236万画素の有機ELパネルを採用。視野率100%で倍率は1.23倍。さらにダイナミックレンジを拡大し、目視の近いイメージで確認できる「OVF シミュレーション」も利用可能だ

別売の外付けグリップ「ECG-4」(希望小売価格1万6200円)。装着したままでバッテリーの交換が可能

 レンズキットは、「M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0」レンズが付属する「12mm F2.Oレンズキット」を本体と同時に発売予定だ(予想実売価格21万円前後)。

 なお、同社ではM.ZUIKO PREMIUMレンズとのセット購入で5000円をキャッシュバックするキャンペーンを展開する。

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